【寝屋川市】寝屋川市立子育てリフレッシュ館RELATTO(リラット)で開催された「市長と楽しく子育てトーク会」をリポート!
2022年7月12日、寝屋川市立子育てリフレッシュ館RELATTO(リラット)で、「市長と楽しく子育てトーク会」(タウンミーティング)が開催されました。
このタウンミーティングは、子育てしやすいまちづくりにつなげるため、子育て世代と市長が直接対話する形で行われたものです。
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企画2課提供
初回となった7月12日は、あいにくの雨で欠席となった方もいましたが、出席された8名とオンライン参加の3名の計11名と市長の間で、活発に意見の交換がされました。
参加された方からは、それぞれ、自身が感じる不便や要望が出され、広瀬市長は、ひとつひとつの案件に丁寧に回答されていました。
寝屋川市では、幼児教育・保育の無償化により、3~5才児クラスの全てのお子さんと、0~2才児クラスの市民税非課税世帯のお子さんの保育料は0円となっています。
しかし、小中学生の第1子、第2子を持ち、3人目が保育所に通う0~2才の場合、保育料の減免が無いので、3人目の減免を希望する声がありました。
年が離れても3人目を出産したい家庭にとっては、切実な問題であり、少子化に歯止めをかけるためにも多子世帯への応援を充実させてほしいということです。
また、育児休暇を取得した経験のある男性からは、育児休業中の所得補償はあるが、給与の全額ではないので、扶養する家族が増えているにもかかわらず、育休を取ると収入が減少してしまう。
子育てクーポンなどの発行により、市から育休中の収入減少分を補填するようなことを考えられないかという要望も出されました。
また市内の保育所の立地の問題で、希望する保育所に入れない隠れ待機児童の問題も出されていました。
広瀬市長からは、例えば駅前で預かって、定員に余裕のある地域の保育所へバスで送迎するなどのサービスをしている行政もあるが、実際にどのくらい希望があるのかという実態も踏まえ検討したいと回答されていました。
寝屋川市では昭和35年には5万人だった人口が30年代後半に若い子育て世代が流入し、40年に11万人、45年には一気に右肩上がりの20万人台となり、子どもの人数も増えて、昭和50年には25万人となり、市内の多くの小中学校が開校し、創立50周年を迎えています。
現在その頃、寝屋川市で持ち家を取得した世帯が高齢化しており、人口も平成7年をピークに減少に転じ、若年層が少なく、高齢者層の人数が多い構成になっているので、新しく若い子育て世代に寝屋川市に入ってきてもらう必要があります。
寝屋川移住計画のガイドブックもそのひとつです。
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寝屋川市企画3課提供
寝屋川市では子育て世代に訴求力のある魅力的な小中一貫校を建設中で、またいじめゼロの取り組みが高く評価されていたり、ディベートを取り入れた学習にも力を入れ、学力も大阪府下で上位に上がってきています。
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寝屋川市企画3課提供
一時的な経済面の補助よりお金だけで解決できない学習の質の向上など長期的なソフト面とハード面の両面での経営戦略が求められるところです。
ご自身も今年お子さんが生まれて子育て真っ最中の広瀬市長は、現在子育て中の当事者の思いを汲みつつ、2軸化構想や子育て環境の充実による若い世代の誘致など長い目で見た経営戦略で、寝屋川市の人口バランスを健全化し、より良い街にしていきたいとのことでした。
広瀬市長は座談会のあとも参加者に気さくに声をかけて、子育てトークをされていました。
このように子育て世代の親子が安心して集まれて、悩みを語り合ったり、ためになる情報を交換できる場が増えるとよいですね。
コロナ禍で、大勢が集まってのタウンミーティングはなかなか難しい状況にはありますが、オンラインやインターネットラジオの利用などで、今後も潜在的な市民の要望をくみ上げ、且つ市からのお知らせなどがわかりやすいよう双方向で情報交換できる場を設けていくことを検討していくとのことです。
会場となった寝屋川市立子育てリフレッシュ館RELATTO(リラット)です。
なお、今回の子育てトーク会の参加者には撮影及び掲載のご許可をいただいております。
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