【寝屋川市】東京五輪のメイン会場である国立競技場を設計した世界的建築家隈研吾氏が寝屋川市に小中一貫校を創ります!
世界的建築家 隈研吾氏が、JR寝屋川公園駅前に新しく小中一貫校を建設するため、寝屋川市役所を訪れ、広瀬慶輔寝屋川市長と意見交換をしました。
その様子は広報ねやがわの9月号にも紹介されています。
寝屋川市の新たな小中一貫校の設計監修者 隈研吾氏と広瀬市長が意見交換を行ったのは、2020年7月29日のことです。
隈研吾氏は、東京五輪のメイン会場となる新たな国立競技場を設計されるなど世界的に有名な建築家です。
今回、新国立競技場の設計に携わった隈研吾建築都市設計事務所と梓設計のコンビで、寝屋川市の小中一貫校設計に携わっていただくことが決まっています。
現在、子育て世代の誘引に向け、寝屋川市で積極的に取り組んでいるJR学研都市沿線のまちづくりの「メインアイコン」となる小中一貫校(小学校2校と中学校1校を統合)の令和5年度中の開校に向け、基本設計を進めています。
意見交換では、イメージ図や建築模型を見ながら、市長からは小中一貫校設置 に対する市の考えを、隈研吾氏からは自身の建築に対する考え方や今回の小中一貫校への設計に対する思いが語られました。
隈研吾氏は、「3つの学校がひとつになると、普通はただのコンクリートの箱になりがちですが、この一貫校では様々な高さの天井や廊下など、ゆとりと多様性があり、子どもたちにとって財産と感じられる空間を作りたいですね。」と語りました。
広瀬市長が、「全国でも珍しいという公立学校の一貫校を中心にまちづくりを進め、「ここに通いたいからここに住みたい」と思ってもらい、新たな住民を呼び込みたいと考えています。」と話すと、
隈研吾氏は、「学校が素敵だとそこに住みたくなるというのは、世界の大きな流れです。
ソフトとハード、両面が一体になるとすごい力を発揮します。新しい施設も周りの緑が豊かで校庭も広く取れ強力な磁石のように吸引力がある学校になりそうです。」と答えておられます。
この様子は「広報ねやがわ9月号」で2ページにわたり紹介するとともに、今後、市公式 YouTube チャンネルで動画の公開を予定しているそうです。
こちらの記事もご覧ください。(2020.2.22)↓
【寝屋川市】四中校区に小中一貫校の建設計画!東京五輪のスタジアムを手掛けた隈研吾が設計を監修、寝屋川市のメインアイコンに。
小中一貫校の設置について
【背 景】
・ 現在、寝屋川市においては、高度経済成長期に新住民となった「人口のボリュームゾ ーン」がシルバー世代となり、社会保障関連の増大や、都市インフラの老朽化などの課題を抱えている。
・ その解決のため、京阪沿線の京阪軸に加え、JR 学研都市沿線の学研都市軸のまちづくりを積極的に進め、そこに子育て世代を中心とした担税力に富む若い世代を誘致することにより、市内全域の年齢構成のリバランスを行い、都市経営を安定化させる「2軸化構想」の実現に取り組んでいる。
・ 「2軸化構想」においては、寝屋川公園駅を中心とした沿線の広範なグランドデザイ ンを戦略的に描く中で、小中一貫校を JP 学研都市線沿線のまちづくりのメインアイコンとして位置づけており、その在り方・教育カリキュラムを更に充実したものにするため、新たな視点を掲げ取り組みを進めている。
【新たな視点】
1 まちづくりの「メインアイコン」となるデザイン性のある学校
2 新住民を呼び込む(対外的)訴求効果のある学校
3「寝屋川方式」の学習法の確立
【今後のスケジュール】
・ 令和2年度 基本設計・実施設計
・ 令和3~5年度 小運動場整備工事等、新校舎・屋内運動場等建設工事
・ 令和5年度 小中一貫校開校
【参 考】
・市広報誌:広報ねやがわ9月号 HP
広報ねやがわ9月号表紙 広報ねやがわ9月号誌面
寝屋川市では今年度から小学校4年生から中学校3年生にディベートを導入します。
これからの寝屋川市の子どもたちは、まさにハードとソフトの両面の充実ですごい力を発揮するでしょう。
こちらはディベート教育の導入についての広瀬市長インタビューです。↓
【寝屋川市】明けましておめでとうございます!号外NETが広瀬市長に新年度の抱負をインタビュー!学校教育にディベートを導入!
今年の秋には、小中一貫校が建設される現在の明和小学校周辺には、新しい道路が開通し、商業施設もオープンします。↓
【寝屋川市】2020年秋、打上高塚町にオープン予定の食品スーパー『フレッシュバザール寝屋川公園駅前店』のお仕事説明会が始まります。
新しい小中一貫校建設予定地(現在の明和小学校)はここ↓