【寝屋川市】京阪電鉄寝屋川車両基地で保存されている『びわこ号』をご存知ですか？9月14日から石山坂本線で『びわこ号色塗装』列車の運行が開始されます。

寝屋川市木田元宮にある京阪電鉄寝屋川車両基地で保存されている『びわこ号』をご存知でしょうか？
「びわこ号」は、1934年天満橋駅～浜大津駅（現びわ湖浜大津駅）間を72分で結ぶ直通列車として新造された列車で、1970年に定期運行を終了しました。
引退して50年が経った今も人気のある車両で、毎年寝屋川車両基地で開かれるファミリーレールフェアでは、記念撮影のスポットとなっています。

2020年9月14日から京阪電鉄は「びわこ号」引退50年を記念して「びわこ号」と同じ色に塗装した「びわこ号色塗装」列車の運行を開始します。

【寝屋川市】京阪寝屋川車両基地でファミリーレールフェア2019☆親子連れや鉄道ファンが集まってにぎやかに開催されました！

寝屋川車庫保存の『びわこ号』京阪電鉄ニュースリリースより

「びわこ号」は、1934年に天満橋−浜大津（現びわ湖浜大津）間（京阪三条経由）を直通運転するために製造された車両で、車体前・後面には流線型のスタイルを取り入れ、日本で最初に連接構造を採用した電車です。
直通運転のために、乗降用扉は高床用と低床用を、集電装置はパンタグラフとポールを併設しています。
当時は直通特急に使用され、「びわこ号」と命名されました。
1970年に現役を引退しましたが、今も側面には「こわび」銘板（製造当時の右から左に記述する名残）をつけています。
現役時代の形式は60形で3編成を製造しています。
現在は63号を昔の姿に戻して、寝屋川車両基地で静態保存されています。

京阪電鉄ニュースリリースより

この企画は、「びわこ号」が運行を終了してから節目となる50周年を迎えたことを記念し
て実施するもので、記念ヘッドマークの掲出や企画乗車券「京阪電車びわこ号色塗装記念
大津線フリーチケット」の販売も行うとのことです。
運行区間は石山坂本線石山寺駅～坂本比叡山口駅で、使用車両は600形車両1編成（603～604号車）。
フリーチケットは1000枚限定で、価格は1400円（700円2枚セット）。
びわ湖・大津エリアにおでかけの時に利用したいですね。

記念ヘッドマーク（京阪電鉄ニュースリリースより）

また運行開始前日となる9月13日には、デビュープレイベントとして錦織車庫で車両展示撮影会・鉄道部品販売会を実施します。
午前の部と午後の部の計2回実施予定で、定員は各回につき30名、参加費は3000円となります。
申込期間は8月19日～30日。※好評につき既に定員に達し、受付を終了しています。

1.「びわこ号色塗装」列車の運行

【運転期間】2020年9月14日(月)から約4年間
【運行区間】石山坂本線(石山寺－坂本比叡山口)
【使用車両】600形車両1編成(603－604号車)
※状況により運転しない日があります。

2．記念ヘッドマークの掲出

【掲出期間】2020年9月14日(月)～2021年3月31日(水)
【掲出車両】「びわこ号色塗装」列車(603-604号車)

3．びわこ号色塗装撮影会・鉄道部品販売会

【日時】2020年9月13日(日)

【時間】①午前の部
9 時 30 分受付(～10 時 00 分)
10 時 00 分撮影会(～11 時 00 分)
11 時 00 分鉄道部品販売会(～11 時 40 分)

②午後の部
12 時 30 分受付(～13 時 00 分)
13 時 00 分撮影会(～14 時 00 分)
14 時 00 分鉄道部品販売会(～14 時 40 分)

【場所】錦織車庫内(近江神宮前駅下車)
【定員】各回につき30名
【参加費】3,000円(税込)
【申込方法】e-kenetマーケット
【申込期間】2020年8月19日(水)9時～8月30日(日)
※好評につき既に定員に達し、受付を終了しています。

4.企画乗車券「京阪電車びわこ号色塗装記念大津線フリーチケット」の発売
【商品名】京阪電車びわこ号色塗装記念大津線フリーチケット
【有効区間】石山坂本線・京津線(乗り降り自由)
【発売期間】2020年9月13日(日)～2021年3月31日(水)
【通用期間】発売期間中のうち任意の１日
【発売券種】大人券のみ
【発売額】1,400円(700円・2枚セット)
【発売枚数】1,000枚
【発売場所】びわ湖浜大津駅

この動画は2015年2月の寝屋川車両基地でのびわこ号復活走行の様子です。