【寝屋川市】7月1日からコンビニやスーパーでプラスチック製レジ袋が有料化!吉野家やくら寿司、サイゼリヤなど外食産業ではテイクアウトの袋を無償提供。その理由とは?
皆さん、既にご存知かと思いますが、2020年7月1日から小売店でのプラスチック製買い物袋の有料化が義務づけられます。
イズミヤ寝屋川店では、前倒しで6月10日からレジ袋の有料化が始まっています。
【寝屋川市】イズミヤ寝屋川店が店内改装のため売り尽くしセールを開始。6月10日からレジバッグの無料配布終了。マイバックの持参を呼びかけています。
寝屋川市内に多数の店舗を持つローソンでもレジ袋を有料化するお知らせが貼り出されています。
ローソンでは、レジ袋の価格を全サイズ共通で1枚3円としていて、マイバックの持参を呼びかけています。
プラスチックは成形しやすく、軽くて丈夫で密閉性も高いので、あらゆる分野で使われる便利な素材ですが、その一方で生態系を脅かす海洋プラスチックごみ問題や、プラスチックごみの焼却時に出る二酸化炭素の削減などが世界的な課題となっていました。
2017年の日本国内の廃プラスチック総排出量は903万トン。一方、コンビニやスーパーマーケットなどでレジ袋として利用される持ち手付きのレジ袋は、2019年に国内で19.7万トンの需要があったと推定されていますが、年間の廃プラスチック量と比較してもレジ袋使用量は2%程度なので、これだけでは、大きな効果は期待できないとも言えますが、「レジ袋は生活に身近なためライフスタイル転換のきっかけになる。加えて、マイバッグがすでに使われているので人々に受け入れられやすい」というのが、経済産業省の見解です。
これを受け、コンビニ大手3社のセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンはそろってレジ袋有料化となります。
セブンイレブンでは、特大サイズのレジ袋を1枚5円(税抜き)、そのほかの4サイズをすべて1枚3円(同)で販売します。
ローソンは3種類のレジ袋を1枚3円(税込み)とし、ファミリーマートは4サイズすべてが1枚3円(税込み)となります。
ファミマの場合、アプリ「ファミペイ」を提示し、レジ袋を辞退すると独自スタンプがもらえ、スタンプ30個で、洗濯用洗剤など対象商品のクーポンと交換できるそうです。
こちらはアドバンスねやがわ2号館のドラッグミックです。
【寝屋川市】地域最大級ドラッグミック アドバンスねやがわ店がオープンしました!寝屋川市駅直結!アドバンスねやがわ2号館の2階です!
レジ袋は通常サイズは1枚3円、おむつなどが入る特大サイズは1枚10円とのことです。
一方で有料化の対象外となるレジ袋もあります。
プラスチック製であっても厚さ50マイクロメートル以上と分厚く、繰り返しの使用が可能なもの、微生物の働きにより分解され自然へと還る海洋生分解性プラスチックからできたもの、植物に由来するバイオマス素材を25%以上配合しており環境負荷が軽いもので、これらは無料での配布を続けることができるため、外食産業のテイクアウトにはこのバイオマス素材のレジ袋が使われることになるそうです。
吉野家のテイクアウト用の容器はコンビニ弁当のように十分に密閉されていない上、熱々の味噌汁など汁物の容器が倒れたりするおそれがあり、レジ袋購入の必要性の説明に時間がかかり、コロナ対策という観点からも無料配布をすることに決めたそうです。
回転ずしチェーンのくら寿司も、「すしは水平に持ち帰る必要があるが、容器がマイバッグに入らない。顧客に選択の余地がない」という理由からバイオマス素材配合の袋に切り替えたうえで無料配布を継続します。
サイゼリヤでは、7月1日から新しい生活様式を取り入れた価格改定が行われますが、テイクアウトの袋はバイオマス素材に切り替えて無料提供することを決めています。
【寝屋川市】イタリアンレストラン『サイゼリヤ』が7月1日より新しい生活様式を視野に入れ、グランドメニューの価格改定を発表!8月からキャッシュレス決済も順次導入。
このように、スーパーやコンビニは揃って有料化に踏み切る一方で、新型コロナウイルスの感染拡大防止で注目されているテイクアウトメニューの持ち帰り用の袋については、バイオマスに切り替えた上で無償提供を続ける外食チェーンが多くなっているようです。
これからは、大多数の小売店がレジ袋は有料となりますので、マイバック持参でのお買い物が主流となっていくようです。
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