【寝屋川市】災害時の医療救護に関する協定書を締結!市災害医療センターを市内4病院に設置し、機能強化!

令和4年11月1日、寝屋川市は、災害発生時における医療需要の急増に備え、平成25年に寝屋川市医師会、病院協会、歯科医師会、薬剤師会の各々と締結した「災害時の医療救護に関する協定」の内容を改定し、改めて協定を締結しました。

寝屋川市には市民病院がないため、これまで、災害発生時に設置する市災害医療センターは、市立保健福祉センター休日診療所に設置することとなっており、医師や看護師が常駐していないことなどが課題となっていました。

そこで、今回の改定では、寝屋川市病院協会の協力のもと、市災害医療センターの設置場所を市内の二次救急病院4か所に変更しました。

また、市災害医療センターを設置する4病院を含む市内14病院が医療救護所として軽症者の対応等にあたるなど、市域内の災害医療が適切に供給されるよう、 医師会、歯科医師会、薬剤師会とも連携して体制整備を行います。

冒頭、広瀬慶輔寝屋川市長から挨拶がありました。

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「今年に入り、国の方からも今後40年の南海トラフ巨大地震の発生確率は90%と修正されました。想定されるマグニチュードが8~9ということですので、寝屋川市内で想定される被害は25,000の家屋が全壊若しくは半壊となり、ケガ人は1,500人程度、また亡くなられる方も一定数が予想されています。これらを踏まえて、市民の安全、健康、生命を守るために今回、市内病院と連携協定を新たに締結し、巨大災害に備えたいと考えます。」と話されました。

「災害時の医療救護に関する協定」の概要 

平成25年に4者各々と締結した協定内容を改定し、改めて協定を締結します。
◇ 協定締結先・市災害医療センター設置病院
◇ 現行協定からの改定ポイント
・ 市災害医療センターの機能強化として、設置場所を現行1ヶ所(休日診療所)⇒4ヶ所(市内病院)に変更
・ 市災害医療センターと医療救護所の役割を整理、明文化
・ 各機関の医療コーディネーターの役割、連携について明文化

協定締結式(令和4年11月1日(火) 寝屋川市役所にて)

寝屋川市 広瀬慶輔市長

【協定締結先】
市災害医療センター設置病院(50音順)
・一般社団法人 寝屋川市医師会
・一般社団法人 寝屋川市病院協会
・一般社団法人 寝屋川市歯科医師会
・一般社団法人 寝屋川市薬剤師会
・社会医療法人山弘会 上山病院
・一般財団法人大阪府結核予防会 大阪複十字病院
・医療法人協仁会 小松病院
・社会医療法人弘道会 寝屋川生野病院

寝屋川市の3師会、病院協会の代表者と広瀬慶輔市長がそれぞれ、協定書にサインをしました。

寝屋川市医師会 会長 香川 英生

寝屋川市医師会 香川 英生会長と広瀬慶輔市長

寝屋川市病院協会 会長 長尾 喜一郎

寝屋川市病院協会 長尾 喜一郎会長と広瀬慶輔市長

一般社団法人 寝屋川市歯科医師会 会長 中川猛

一般社団法人 寝屋川市歯科医師会 中川猛会長と広瀬慶輔市長

寝屋川市薬剤師会 会長 寒川 慶一

寝屋川市薬剤師会 寒川 慶一会長と広瀬慶輔市長

3師会、病院協会の代表者の他、市災害医療センターを設置する4病院の院長が出席されました。
・ 社会医療法人山弘会 上山病院 院長 上原 千典
・一般財団法人大阪府結核予防会大阪複十字病院 院長 山本 隆文
・ 医療法人協仁会 小松病院 総院長 一番ケ瀬 明
・ 社会医療法人弘道会 寝屋川生野病院 院長 畑山 忠

それぞれの院長先生より、今回の協定により、大規模災害をより現実的なものとして捉え、災害時の人的な確保、電源の確保など、普段から非常事態に備えていきたいとのお話がありました。

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いつ来るかわからない巨大災害に備え、寝屋川市では様々な民間企業とも連携協定を結んでいますが、市民ひとりひとりも災害に対する意識を高め、今まで経験したことのない巨大地震に備えて普段から家族で話し合ったりしておくことが大切ですね。

寝屋川市 健康部 保健総務課より情報提供をいただき、寝屋川市役所で行われた協定式を取材して記事にしております。

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