【寝屋川市】美しいデジタルアートの掛け軸が校舎を包み込む！香里ヌヴェール学院で「Light Up Nevers2022」開催！

2022年11月26日、香里ヌヴェール学院において、「光のアートで校舎を包もう！」プロジェクト「Light Up Nevers2022～光が笑顔を、笑顔は光に～」が開催されました。

心配されたお天気も夕方には雲ひとつなく晴れ渡り、美しい夕焼けがベルナデッタホール（体育館）を包みます。

プロジェクトの全体リーダーの岡田さんと副リーダーの脇田さん、井上くんの3人が中心となり、各班のリーダーとともにこのプロジェクトを進めてきました。
これは本番直前の様子です。

Light Up Nevers
絶対成功させるぞ！！！！！！
間も無く開始！ pic.twitter.com/2o275sikuz

— Light Up Nevers (@Nevers_Hikari) November 26, 2022

今回取材を受けてくれたのは、渉外班のリーダー山際くんを含めた3人です。

今回のプロジェクトについて訊ねると「校内で何度も話し合いを重ね、調整をした上で、市役所など校外の関係機関へのプレゼン、マスコミへの連携と、苦労したこともありましたが、普段の学校生活では経験できない貴重な体験ができました。」と本番の前に語ってくれました。

夕焼けのグランドは、観客席も準備され、あとは暗くなるのを待つのみ。

プロジェクトメンバーはおそろいのパーカーを着て、最後の打ち合わせです。

さぁ、もうまもなく始まります。
空に向かって手のひらを掲げ、成功を祈る心はひとつです。

今年はプロジェクターの配線やセッティングも生徒たちが行いました。

やがて日が沈み、香里の丘の上は漆黒の闇に包まれます。

理事長は開会式で、「創造されたばかりの真っ暗な世界に「秩序」をもたらすために神が言われた言葉が「Fiat Lux（フィーアット・ルクス）」、「光あれ」でした。その光を今回の企画における「校舎をともす光」に例え「光が笑顔を、笑顔は光に」を合言葉として全員一丸となってプロジェクトを進めてきました。今日はごゆっくりとご鑑賞ください。」と挨拶されました。

次にプロジェクトリーダーが挨拶し、カウントダウン。
デジタル掛軸が点灯すると、観客席からは歓声が上がりました。

オープニングは、中高吹奏楽部「生命の奇跡」

小学校合唱団による「Magical Kingdom」と「COSMOS」

澄んだ歌声が響きます。

次は小学校吹奏楽部です。

演目は「Under the Sea」と「FIRE DANCE」

高校軽音楽部「月のワルツ」「Never Enough」

香里ヌヴェール学院「光のアートで校舎を包もう！」プロジェクト「ライトアップヌヴェール2022」 pic.twitter.com/LnTrPyoXwC

— 号外ネット寝屋川市最新ニュース (@neyamon252525) November 27, 2022

中高コーラスハンドベル部

「We wish you a Merry Christmas」で会場は一足早くクリスマスムードに包まれました。

模様と色の組み合わせは無限です。

このデジタル掛軸という手法は、複数のプロジェクターから建物などに美しい映像を投影する長谷川章氏が第一人者の最先端アートです。

今年も実施に当たっては、宝塚大学東京メディア芸術学部渡邉研究室、株式会社フォーラムエイト・一般財団法人　最先端表現技術利用推進協会のご協力を得ています。

色とりどりの幾何学模様が次々と映し出されていきます。

今年は宝塚大学東京メディア芸術学部渡邉哲意教授が東京から駆け付けてくださいました。

渡邉哲意教授は、「新型コロナウイルス感染拡大防止のため多くの学校で文化祭・体育祭・芸術発表会など科目授業以外での学びの機会が減少しています。こうしたイベントを通しての学びは、「主体的・対話的で深い学び」を実現する上での「アクティブラーニング」としての役割も大きいものと考えますが、現在のような制約された状況の中で、高校単独で規模の大きいイベントを開催することは容易ではありません。本プロジェクトを企画する上で、生徒たちの学びの場、大学生との交流の場として、取り組みをすすめていきたいとの強い思いがあり、このプロジェクトが実現しました。

我々の研究室の制作活動内容は、グラフィック、映像を中心としたデザイン提案のほか、プロジェクションマッピングを活用したコンテンツ、イベントの提案など多岐にわたっており、今後とも様々な活動を通して学生・生徒の交流、相互の教育活動の充実を図っていこうと考えています。」とコメントされています。

ベルナデッタホール（体育館）が愛と光に包まれた1時間でした。

最後に力を合わせてこのプロジェクトを成功させた実行委員のメンバーで記念撮影。

卒業生も在校生も来年香里ヌヴェール学院に入学したいと考える方もみんなを笑顔にする企画でした。

香里ヌヴェール学院

1947年4月、聖母女学院中学校発足。
1948年4月、聖母女学院高等学校発足。
1949年4月、京都市伏見区藤森に姉妹校聖母学院設立。
1962年4月、香里園に聖母女学院短期大学を開学。
1980年10月、ベルナデッタホール（体育館）落成。
1981年4月、京都市伏見区藤森に聖母女学院短期大学を移転。
1997年6月、マリー・クロチルド記念プール落成。
2011年4月、大阪聖母女学院中学校、大阪聖母女学院高等学校に校名を変更。
2017年4月「香里ヌヴェール学院中学校・高等学校」に校名を変更し、男女共学化となりました。