【寝屋川市】香里ヌヴェール学院で財務省による金融経済教室「ライフデザインと資産形成」の講座開催。

2022年7月21日、香里ヌヴェール学院中学校・高等学校で、高校生のための金融経済教室「ライフデザインと資産形成」の講座が開講されました。

この講座は、香里ヌヴェール学院が、財務省近畿財務局から講師を招き、サマーチャレンジとして実施したものです。

2022年4月からの成年年齢引下げにより、18歳から、クレジットカードを作るなど金融に関する様々な契約を自ら行えるようになり、金融経済教育の重要性はますます高まっています。

また2022年4月からの高校学習指導要領改訂で、金融経済教育の内容が拡充されました。高校生とは言え、3年生は年度途中で18歳の誕生日を迎え、成年となりますので、これまで以上に金融リテラシーを高めておく必要があります。

この日の授業は、タブレットを使って、高校生向けに家計管理とライフプランニング、使う、貯める・増やす、備える、借りる、金融トラブルなどについて解説がありました。

希望制の授業でしたが、高校生だけでなく、中学生の中にも参加希望者がいたため、広い講義室がいっぱいになるほどの受講がありました。

生徒たちは、大学に進学して一人暮らしをすることになるかもしれませんし、詐欺や借金などのトラブルに巻き込まれないためにも、金融リテラシーを高め、将来、経済的に自立し、より良い暮らしを送ることができるように熱心に講義に耳を傾けていました。

途中、スマホで金融庁作成の家計管理シュミレーターを使い、実際に生活にかかる費用を入力して一人暮らしをすればどのくらいの費用がかかるのか、奨学金を借りると、いくらずつ何年にわたって返済しなければならないのかなどをシュミレーションしていました。

金融経済教育シュミレーター

インタビューさせてもらった高校3年生の生徒は、地元寝屋川市の公立中学校から、留学の制度に魅力を感じて、香里ヌヴェール学院高等学校に入学したということです。残念ながらコロナ禍で留学はできませんでしたが、大学進学後、経済や経営について学び、チャンスがあれば、留学もしたいとのことでした。

今後、幅広い国際感覚を身に付け、将来は起業したいなどと、夢を持っています。
人は働くことで、収入を得て生きていきますが、働き方によって人生の充実感は変わってきます。

社会科の先生は、「この講座を通じて、自分たちの行動が世の中の経済を動かしているということを知って、将来について考えるきっかけとしてほしい」と話しておられました。

高校生のうちにこのような授業を受けて、将来について考えることは大切ですね。
講義終了後、新しくオープンしたばかりのランチルームに案内していただきました。

ランチメニューの見本が置いてあります。

この日のヌヴェールランチは「ジューシー鶏の唐揚げ」でした。

とろとろカニ玉丼も美味しそうです。

券売機で食券を買います。

陽光降り注ぐ食堂はルルドホールと名前がついていて、ミーティングにも使われています。

お庭の緑に癒されながら楽しいランチタイムを過ごせる工夫がされています。

この日はこのあと行われるミーティングのため、生徒さんが集まっていました。

香里園の地で90年を迎えた香里ヌヴェール学院は、歴史を大切にしつつ、未来に向かって前進していることを感じました。

今回の記事の写真は、撮影許可を得て掲載しております。
近畿財務局、香里ヌヴェール学院の皆様、取材ご協力ありがとうございました。

香里ヌヴェール学院の歴史については、これまでの記事をご参照ください。

【寝屋川市】香里ヌヴェール学院(旧聖母女学院)で香里移転90周年記念ミサとルルドホール完成食堂開設式が挙行されました。

【寝屋川市】11月27日(土)香里ヌヴェール学院×宝塚大学の連携で「Light Up Nevers」が開催されました!校舎に映し出されるデジタル掛軸とは?

【寝屋川市】香里ヌヴェール学院中学校・高等学校に導入された無学年式 AI×アダプティブラーニング教材「すらら」とは?

香里ヌヴェール学院中学校・高等学校はこちら↓↓↓

2022/07/23 07:18 2022/07/23 07:18
neyamon

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外NETゲームポータル

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!

号外net 全国で地域ライター募集