【寝屋川市】府内初!2月から高齢者施設や障がい者施設の介護従事者への「無償PCR検査」が2週間に1回開始されます。

寝屋川市は、高齢者施設での新型コロナの集団感染を防ぐため、特別養護老人ホームや障がい者施設などの従事者を対象とした定期的なPCR検査(スクリーニング検査)を2021年2月1日より開始します。
寝屋川市ではこれまでに市内の介護施設のうち高齢者施設 4か所 、障害者施設 1か所でクラスターが発生しています。

【寝屋川市】12月16日、高齢者施設での集団感染を含む市内の1日の感染者数は30人。これまでの新型コロナ感染者は524人に。

これらのことから重症化リスクの高い入所者と日々接する施設の従事者に対して定期的に検査を実施することで、クラスター発生の未然防止や拡大の最小化を図ることを目的としています。
これに先立って、2021年1月26日、対象施設を代表して、社会福祉法人 栄光会 寝屋川十字の園に検体採取容器等の受け渡しが行われました。

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寝屋川市健康部新型コロナウイルス感染症対策室の住本係長より、PCR検査実施の流れについての説明がありました。

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寝屋川市では、定期的な検査によって、従事者による外部から施設内へのウイルスの持ち込みや、介護度や重症化リスクの高い入所者の感染を防止し、医療機関の負担軽減を図りたいということです。

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◇ 実施の流れ
1 検査日はあらかじめ、保健所が施設ごとに検査日を指定します。
2 検査日前日(土日祝を除く)まで 高齢者施設等が検体採取容器等を受け取り。
(受取り場所:寝屋川市保健所)

PCR検査
3 検査日
・ 施設従事者の自宅又は施設の指定場所で「唾液」を採取してもらう。
・ 保冷剤が入ったクーラーボックスに検体採取容器を入れ、指定された時間に保健所に持参してもらい、次回の検体採取容器等を受け取ってもらう。
・ 検体は保健所が検査機関へ配送します。

pcr4 検査結果の報告は、保健所から施設へ報告しますが、陽性の場合は保健所から直接本人へ連絡があるそうです。

PCR検査
定期的に介護従事者に無償でPCR検査を行う自治体は、大阪府内では見られないということです。(政令市を除く)

【寝屋川市】こちらも府内初!介護従事者のスクリーニング検査スタート!2週間に1回 約1,000人を対象に定期的なPCR検査を実施。

PCR検査
スクリーニング検査の開始に当たり、寝屋川十字の園の山田和広理事長は、「我々は大事な命をお預かりしている施設であり、検査の必要性を感じていたところでしたので、非常にありがたいと思っています。」と話しておられました。

PCR検査

【 介護従事者へのPCR検査 】
◇ 対 象 者:特別養護老人ホーム(高齢者入所施設)19か所の従事者、障害児者入所施設2か所の従事者 合計 774 人(現時点)
◇ 頻 度:対象者につき2週間に1回
◇ 検査開始日:2021年2月1日
◇ 費 用:寝屋川市が全額負担し、施設や介護従事者の負担なし
予算額 7,092 万 1 千円(令和2年 12 月補正予算)
(検体搬送・検査費用委託料(2,000 件/月×3か月)、 検体採取容器等消耗品費 等)
3月議会で承認されれば、4月以降も継続して行われます。

十字の園

寝屋川市では、2021年10月28日に締結した市内の16法人が加盟する寝屋川市高齢者施設協議会との覚書に基づき、高齢者が入所する特別養護老人ホーム等での感染者の発生などにより、当該職員が不足した場合、協議会の構成法人からの依頼に基づき、寝屋川市を通じて、施設に応援職員の依頼を行っています。

【寝屋川市】コロナ禍における高齢者施設のサービス継続のため、職員相互派遣支援事業を締結。

寝屋川市保健所

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