【寝屋川市】市立小中学校で教室の授業のライブ配信開始。寝屋川独自の選択登校制や不登校、長期入院の児童生徒へも対応。

寝屋川市は、2020年6月15日から開始した寝屋川市立小中学校の通常授業について、選択登校制にするとともに、登校を控える児童生徒向けに授業のライブ配信を開始しました。

ライブ授業

寝屋川市企画3課提供

ライブ配信は、教室内に定点撮影する端末を置き、Skype を活用して自宅学習を選択した児童生徒向けに配信し、児童生徒が各家庭の端末から各教室で行われる授業をオンタイムで視聴できるもので、自宅にいる児童生徒の方からの発言や質問はできない一方通行型ライブ配信となります。

ライブ配信

寝屋川市企画3課提供

6月15日時点で配信の申し込みがあった児童生徒は 12 名ですが、新型コロナウイルス感染症の第2波への対応や不登校や長期入院中の児童生徒への対応を踏まえ、ライブ配信は当面の間、実施する予定とのことです。

ライブ配信

寝屋川市企画3課提供

ライブ配信の初日、教育委員会による視聴・意見交換会も行われ、実際のライブ配信を見ながら、ライブ配信の状況や今後の活用方法、課題について話し合いが持たれました。

ライブ配信

寝屋川市企画3課提供

高須教育長は、「授業のライブ配信は珍しい取組だと思っています。授業がリアルタイムで受けられることで家庭でも勉強できるし、子どもも親も安心できる。子どもたちのためにできることはできる限りやっていきたい。今後、GIGA スクール構想の実現(1人1台端末)によって、一方通行だけでなく双方向でいろんなことができるようになります。ライブ配信の長所も取り入れて、どのようなことができるか、オール寝屋川で検討していきたい。」と話されていました。

GIGAスクール構想とは?

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ライブ配信

寝屋川市企画3課提供

藤田教育長職務代理は、「ライブ配信は、担任の顔が見えるので、家庭で授業を受けていても一体感が持てると思う。不登校や長期入院の子どもにももっと活用すれば、教師の負担も減らせるのではないか。」と話しておられます。

ライブ配信寝屋川市企画3課提供

坂本教育委員は、「ライブ配信は、思った以上に見やすく、わかりやすかったし、臨場感が伝わってきました。不登校の子どもなどが見ることにより、学校に来れるきっかけにもなるのではないかと思う。」と話しました。

【寝屋川市】『With コロナ』の新しい生活様式へ。6月15日より寝屋川市のフェーズが1に引き下げ。選択登校制を継続しつつ通常授業スタート!

寝屋川市では6月15日から通常授業をスタートさせましたが、選択登校制を継続しています。
これは、学校の再開を待ち望んでいる児童生徒がいる一方で、第2波を心配する保護者の方、不登校であったり、病気による長期療養中の子どもなど、再開を不安に思う人もいるという視点からということです。
そのような状況の児童生徒にとって、この教室の授業のライブ配信が、救世主となるのか、今後、ひとり1台のパソコンが導入され、双方向での学習なども視野に入れた取り組みに注目したいですね。

寝屋川市 学校教育部 教育指導課はここ↓

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