【寝屋川市】災害時の避難環境はどうなる?ペット同伴は可?知っておきたい寝屋川市の避難情報
指定避難所は市内56か所
寝屋川市内の指定避難所は全部で56か所あります。市内の小中学校や公共施設などが避難所となり、全避難所一覧は寝屋川市ホームページで確認できます。
36か所の小中学校では3日分の食料を備蓄
36か所の小中学校には、アルファ化米などの災害時用食料を備蓄しており、約4万人が3日間過ごせるように想定されています。
一般的に、災害時に救援物資が届くまでには3日間かかると言われており、その間をつなげる計算となります。
避難所ではテントを活用
寝屋川市では各避難所に、プライバシー確保と、感染予防のために「テント」を配備済みです。
さらに、これには“もうひとつの狙い”があります。あえて「屋外用」にすることで、大規模災害時に、避難所がオーバーフローした場合でも校庭など屋外での夜営も可能となります。
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— 広瀬けいすけ 寝屋川市長 (@hirosekeisuke_) January 5, 2024
また、寝屋川市では各避難所にテントが配備されているそうです。このテントは屋外用で、もし避難所の収容人数を超えてしまった場合も、校庭などで使用できるようになっています。
中学校には停電時も使える空調を整備
避難所となる中学校のうち、11校には、防災減災対応システム「BOGETS」(ボーゲッツ)を整備しており、都市ガスの停止や停電の際にも、備蓄したLPガスを活用して一定期間は電気が作り出されるようになっています。
「BOGETS」の整備は小学校にもすすめていく予定とのことです。
ほとんどの避難所でペットとの同行避難は可、ただし空間は別
自宅での在宅避難で安全が確保できそうにない場合、ペットを飼育ケージに入れ、一緒に同行避難(避難所まで移動)することは可能です。(市内コミュニティセンター6か所と市内小中学校36校に限る)
ただし、2024年1月現在、避難所では飼い主と同じ空間で生活することはできません。避難所の廊下など別空間で飼育ケージのまま生活することになります。
ペットの情報が記載できて災害時にも持ち出しやすいシートのデータを環境省が配布していますので、あらかじめ印刷して記入しておくのもよさそうです。