【寝屋川市】豪雨による地盤の低い地域への雨水流入・浸水を防ぐ新たな根幹施設「高宮ポンプ場 」完成!

 寝屋川市上下水道局が浸水対策事業として平成28年度から整備工事に着手してきた高宮ポンプ場が令和5年3月に完成しました。高宮ポンプ場整備事業は、(旧)国道170号以東の丘陵地からの雨水排水を一級河川讃良川へ円滑に排水させる事業です。

高宮ポンプ場 全体写真(寝屋川市企画3課)

寝屋川市秦町2番地先付近から寝屋川市小路南町3番地先付近までの(旧)国道170号の地下に延長約 1.8km の雨水管を埋設しており、寝屋川市東側の地盤が高い地域の雨水が、寝屋川市の中央部の地盤の低い地域へ流れ込む前に、この雨水管を通して、高宮ポンプ場に流入させます。ポンプ場内のポンプ3台による排水能力は最大毎秒 10立方メー トル(10トン)で、流入した雨水を一級河川讃良川へ排水します。
寝屋川市内では、平成24年8月に、時間雨量 100 mmを超える短時間集中豪雨による浸水被害が発生しており、高宮ポンプ場の運転開始により、(旧)国道 170 号以西についても浸水防除が期待されます。
寝屋川市では、今後も浸水対策事業を進めていくということです。
※ 高宮ポンプ場整備基本計画の策定、秦高宮雨水幹線の整備等を含む高宮ポンプ場整備事業は、平成25年度から開始していました。

寝屋川市企画3課提供

高宮ポンプ場整備事業とは

◇ 高宮ポンプ場整備事業が果たす役割
(旧)国道 170 号の地下に整備した雨水幹線とともに、流末の讃良川に排水する雨水ポンプ場を新しく整備したことで、集水区域約108.8haからの雨水を排水し、(旧)国道170号以西についても浸水防除の役割を果たします。

【高宮ポンプ場】
◇ 場所:寝屋川市小路南町3番1号
◇ 工期:平成30年8月~令和5年3月
※ 機械電気工事が完了したため、場内整備工事の完了に先立ち、令和4年12月からポンプ運転開始。
◇ 施設概要
・ 構 造:地上2階、地下3階
・ 敷地面積:3,900m²
・ ポンプ:1号ポンプ(直径90cm)、2号・3号ポンプ(直径1.35m)の計3台
・ エンジン:ディーゼルエンジン 3台(先行運転待機型) ・ 沈砂池:3池
・ 排水量:最大毎秒10m³(10t)
※ 25mプール(8コース)1杯分の雨水を、およそ1分間で排水する能力を有するポンプ場です。

ポンプ場建屋(寝屋川市企画3課提供)

【秦高宮雨水幹線(雨水を河川に流すための下水管)】

◇ 区間:寝屋川市秦町2番地先~小路南町3番地先

※(旧)国道170号の地下延長約 1.8km

ポンプ設備(寝屋川市企画3課提供)

◇ 工期:平成28年4月~令和2年12月
◇ 雨水幹線概要

・ 掘削延長 内径2.6m 延長867.5m、内径1.65m 延長943.5m
・ 深さ(土被り) 平均13m
・ 工 法 親子シールド工法

■問合せ先■ 寝屋川市 上下水道局 下水道事業室 

豪雨が降るたびにこれまで何度となく、懸念されていた寝屋川市中央部の雨水浸水をこのポンプ場の完成により、防ぐことができるようになりました。

寝屋川市経営企画部企画3課より情報提供いただきました。

【寝屋川市】寝屋川市駅前、旧長崎屋(平田ビル)解体後の更地にカーブを描く舗装道路の出現。

【寝屋川市】再生可能エネルギーの有効利用で売電収入も。上水道の水圧で発電できる「マイクロ水力発電」とは?

【寝屋川市】下水道マンホールへの広告掲載企業を募集! 企業の広告がまちの魅力につながります!

高宮ポンプ場はこちら↓↓↓

neyamon

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!

コミュマッチ