【寝屋川市】442年ぶり!11月8日は、皆既月食の最中に天王星食が同時に起きる天体ショーが見られます!

寝屋川パーク事業として2022年11月4日~6日の3日間、打上川治水緑地で開催された「月見とランタンの夕べ」は、お天気にも恵まれ、大盛況のうちに終了しました。

初日のオープニングセレモニーで、広瀬市長からもご紹介がありましたが、2022年11月8日は、歴史的な天体ショーが見られるようです。

11月4日の時点では、まだ欠けていた月が、11月6日の20時頃には、かなり明るく綺麗に見えていました。

国立天文台によりますと、月食の時刻は日本全国どこで観察しても同じ時刻におきるそうです。

東から昇ってきた満月が欠けていき、皆既食が始まるのは19時16分頃ということです。

提供 国立天文台

地球の本影(太陽光がほぼさえぎられた濃い影)に月が入り込む深さによって、皆既食の継続時間が変わります。

提供 国立天文台

【月食の時刻(全国同時)】
部分食の始まり 18時09分ごろ
皆既食の始まり 19時16分ごろ
皆既食の終わり 20時42分ごろ
部分食の終わり 21時49分ごろ

提供 国立天文台

昨年2021年5月に見られた皆既月食は20分足らずでしたが、今回は86分間(約1時間半)、赤銅色の月が楽しめるということです。

提供 国立天文台

南西諸島では日の入り後、月の高度がまだ低い時間帯に部分食が始まるそうですが、寝屋川市内で、部分食の始まりから観察する場合は、東側の見通しの良い場所を選ぶとよいでしょう。

イメージ

これは、中秋の名月の日に、寝屋川市駅前さわやかロードから東の空を撮影したものです。

木口様提供

皆既食となる時間帯は、寝屋川市内でも月の高度が高くなっているため観察しやすいのではないかと思われます。

木口様提供

また今回は、月食の最中に月が天王星を隠す「天王星食」が起こります。
小笠原諸島を除く日本のほとんどの場所で見ることができるそうで、東京や大阪、福岡などでは皆既月食中に天王星が隠れ始めます。

提供 国立天文台

天王星の明るさは約6等級。
暗い環境で肉眼でぎりぎり見える明るさのため、双眼鏡や望遠鏡を使うのがおすすめです。

日本で皆既月食の最中に惑星食が起こるのは、前回が1580年7月26日(織田信長が生きていた時代)の土星食以来ということで、442年ぶりのとても珍しい天体ショーとなります。
次回は2344年7月26日の土星食ということで、なんと322年後となるそうです。
これは見なくちゃいけません。

今日11月8日(火)は、西北コミセンでタウンミーティングがありますが、夜空を見上げながらコミセンに向かうのはいかがでしょうか。

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寝屋川市

資料提供 国立天文台

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