【寝屋川市】寝屋川出身の武隈親方が境川部屋から独立、武隈部屋を新設。幕下優勝した寝屋川出身西川も武隈部屋に転属します！

日本相撲協会は2022年1月27日、東京・両国国技館で定例理事会を開き、寝屋川市出身の武隈親方（元大関豪栄道）が、2022年2月1日付で境川部屋から独立し、2月中旬に武隈部屋を新設することを承認しました。

武隈親方

武隈親方は豪栄道時代、寝屋川市ふるさと大使を務め、2016年の秋場所で初優勝を果たした時の寝屋川市駅前さわやかロードのパレードでは市が大いに沸きました。

豪栄道パレード

2020年の初場所で現役を引退したあとは、寝屋川市市民栄誉賞を受賞、境川部屋付きの親方として後進の指導にあたっていました。

広瀬市長から寝屋川市市民栄誉賞を贈られる武隈親方（元豪栄道）

武隈部屋新設に伴い、2022年1月21日両国国技館で開かれた大相撲初場所13日目に三役経験者の竜電を引き落として初の幕下優勝を飾った寝屋川市出身東35枚目の西川、三段目竜口、序二段豪正龍が武隈親方に付いて境川部屋から武隈部屋に転属します。

寝屋川市提供

このポスターは、寝屋川市役所に貼ってあったものですが、2022年１月29日に両国国技館で、引退相撲、断髪式がおこなわれました。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、武隈親方も開催を心配されていたようですが、2022年1月29日無事に豪栄道引退武隈襲名披露大相撲が開催されました。
美人のおかみさんと可愛い息子さんと一緒の写真が日本相撲協会のTwitterで公開されましたが、とてもほのぼのしていて、寝屋川市民として嬉しいです。

＜豪栄道引退相撲＞
埼玉栄高校出身の関取が勢揃い。
琴勝峰、王鵬、武将山、琴ノ若、大栄翔、貴景勝、武隈親方、妙義龍、北勝富士、翔猿、矢後、剣翔、北の若。#sumo　#相撲 pic.twitter.com/aI7NPReWyH

— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) January 30, 2022

寝屋川市を全国的に有名にし、大和魂を心に刻む武隈親方は、17年間のマゲ生活に別れを告げ断髪式を行いました。

＜豪栄道引退相撲＞
断髪を終え、タキシード姿で挨拶する武隈親方。#sumo　#相撲 pic.twitter.com/XGw86MHtSA

— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) January 30, 2022

断髪式には、恩師で埼玉栄高相撲部の山田道紀監督、親交のあるプロボクシング元世界チャンピオンの内山高志氏、落語家の桂春団治、五輪競泳メダリストの松田丈志氏ら約400人の関係者が出席したそうです。
出羽海一門の親方衆や、元横綱白鵬の間垣親方、現役では横綱照ノ富士、埼玉栄高の後輩にあたる大関貴景勝、新大関に昇進した御嶽海らも、はさみを入れ、最後に師匠の境川親方が止めばさみを入れ、マゲに別れを告げました。

寝屋川市提供

断髪式を終えてタキシード姿の武隈親方は「心の底から感謝しています。直前にコロナが増えて本当にできるのか、という声が多数あった中で開催できたのは、日本相撲協会のご理解のおかげです。チケットが売れなかったり、こういう状況の中、お客さんが集まるのかという不安は常につきまとっていました。快く、たくさんの方に大変な中来ていただいて本当にありがたいですね。」と感謝の意を述べました。

「弱みを見せないのが力士のあるべき姿。そういう部分を大事に、1人でも多くの関取を育てたいです。」と語りました。

この動画は豪栄道関が引退の時に寝屋川市が作成したものです。

オールバックに整髪した姿で最後に、ファンの前に現れると「優勝した時の皆さんの喜んだ顔は一生、忘れません。武隈部屋として私の果たせなかった横綱を育てたいと考えています」との挨拶で締めくくり拍手を浴びた武隈親方、これからも後進の指導に尽力してくれることと思います。
寝屋川市出身の宇良関（木瀬部屋）、西川（武隈部屋）の活躍を今後も期待したいですね。