【寝屋川市】困った時はお互い様。公共冷蔵庫(コミュニティフリッジ)を開設。食品ロス×生活困窮×社会的孤立という地域課題の解決へ。
寝屋川コミュニティフリッジとは?
様々な事情により、生活に困難を抱える方が私たちの地域でも増えてきていることを感じます。
経済の影響による仕事の事情、離婚や介護などの家庭の事情、それぞれに理由があります。そしてそれは誰しもに、ある日、急に訪れるかもしれないことです。
特に、今、新型コロナウイルスの影響で困難を抱える状況になった方が全世界で増えています。
仕事ができない、お客さんが来れない、その影響を多くの人が受けています。
こうしたときこそ「困ったときはお互いさま」の気持ちで助け合いたい。
寝屋川コミュニティフリッジは、この助け合いの精神で提供をくださる個人、企業・商店などからお預かりした食料品・日用品を、NPO法人寝屋川市民たすけあいの会が設置する倉庫内の冷蔵庫や冷凍庫にてお渡しする仕組みです。
提供を希望される方は、利用登録をしていただくことでその場所の電子ロックを提供させていただきます。これにより、24時間、ご都合の良い時に取りに来ていただくことが可能です。無人運営をしておりますので、時間や人目を気にせず、ご利用いただくことが可能です。
取組みに至った背景
クラウドファンディングを行ってます
現在、寝屋川コミュニティフリッジの開設にむけて、クラウドファンディングを行っています。⇒クラウドファンディング
特定非営利活動法人寝屋川市民たすけあいの会について
寝屋川市民たすけあいの会はいまから43年前の1978年に住民自らが地域のいろいろな困りごとを自分ごととして考えるため、団体とたちあげ、拠点をかまえました。
いまでは地域福祉ということばが一般的にも使われるようになりましたが、当時はボランティアという言葉も地域福祉という言葉も一般的ではありませんでした。
「草の根の民家改修型地域福祉」の草創期からの取り組みです。
現在ではこのような形で取り組みをしているのは日本中でここだけということです。2001年にNPO法人格を取得し、地域の中での制度やサービスなどの「すきま」に陥ることに取り組む団体です。
『たすけあいのネットワークづくりをめざします』『市民による福祉のまちづくりをめざします』というミッションを掲げています。
法人名:特定非営利活動法人寝屋川市民たすけあいの会
所在地:大阪府寝屋川市長栄寺町5番1号
代表理事:後藤雅子、中務飛鳥
設立:1978年5月(法人格取得は2001年7月)