【寝屋川市】寝屋川市立中央図書館がついにオープン! 駅前に異次元空間“サードプレイス”の誕生 。広瀬市長にインタビュー!
寝屋川市では、2018年の大阪北部地震の被災により休館となっていた中央図書館が、2021年8月5日、寝屋川市駅前のアドバンスねやがわ1号館4階に新たにオープンし、オープニングセレモニーが行われました。
緊急事態宣言下ということもあり、オープニングセレモニーは参加人数を制限して行われたものの、広瀬慶輔市長、高須郁夫教育長を始め、図書館創設の関係者により執り行われました。
コンセプトは、第三の居場所「サードプレイス」
テープカットの後、広瀬慶輔市長は、「3年前の大阪北部地震の被災によりクローズとなっていた中央図書館ですが、多くの方から再開を待ち望まれていました。この度、これまでの『知の拠点』としての役割だけでなく、第三の居場所「サードプレイス」として落ち着きのある空間でゆったりした時間を過ごしていただける機能を加えました。また、バックヤードには、市内の36の小中学校の図書室との連携により、子どもたちが使う図書や資料をここを拠点として配送していくという機能も備えています。お買い物帰りやお仕事帰りにも立ち寄っていただき、23万市民が、これまでよりも1冊でも多くの本に触れていただけるようにと考えております。」と新しい図書館について話されました。
新たな中央図書館は、駅前の立地をいかし、家でも職場でもない居心地のよい場所 “サードプレイス”として、市民一人一人が自分の「時間」「居場所」「思い出」を作ることができるような空間となるようデザインされています。
図書館職員と図書館の今後の展望について語り合う広瀬市長。
落ち着きのある閲覧空間「NEYA」(書架に埋め込まれた席や書架に囲まれた席、テーブル席、カウンター席など)、館内を横断する寝屋川をイメージした「KAWA」、国産木材で創られた書架で木のぬくもりで優しく包まれた空間、昼のシーンと夜のシーン2つの灯の表情を持つ照明演出など、これまでの図書館のイメージを一新する落ち着きのある空間となっています。
広瀬市長は館内を巡りながら、それぞれの思いを形にするまでの苦労を語ってくださいました。
被災による閉館から3年の月日を要しましたが、予想を上回る機能と空間を創出できたと喜んでおられました。
図書館入口近くには、地元の人気洋菓子店「ティ・コ・ラッテ ライブラリー」が出店していて、落ち着きのある空間でゆったりとティータイムを過ごせます。
ティコラッテライブラリーでは、飲み物はすべて蓋つきで提供、こちらで購入の飲み物については、館内への持ち込みOKとなっています。
食べ物については、こちらのGスペースでの飲食をお願いします。
こちらがティコラッテライブラリーのメニューです。
また、お二人とも作家である寝屋川市PR大使 又吉直樹氏(芥川賞作家)、門井慶喜氏(直木賞作家)の著書コーナー(自身の図書)、選書コーナー(おすすめする図書) を設置しており、どのような本が選書されているのか楽しみなコーナーとなっています。
天井は配管が見える斬新なデザイン。
この建物は商業施設の中なので、天井が低かったため、今回の改装では敢えて天井板を張らずに空間を広く確保しています。
貸出は貸出機を使ってご自身で手続きができます。
資料室にはゆったりと資料を閲覧できるスペースが取られています。
美術書のコーナーはまるで美術館のようですね。
児童書についてはアドバンスねやがわ2号館に、児童書専門の子ども図書館を設けていますが、中央図書館内のこちらのコーナーのみ、小さいお子さん向けの絵本コーナーとなっています。
現在は、緊急事態宣言下のため、オープニングイベントもできませんが、マルチルームでは、講座や講演会、ミニコンサートなども開催予定です。
自転車の駐輪は駐輪場利用証明書の提示で60分の駐輪延長サービス券がもらえます。
入庫した時に駐輪機番号を入力して領収書ボタンを押して図書館に持って上がってください。
アドバンス寝屋川1号館正面駐輪機は60分+60分、東側の90分の駐輪機の場合は、90分+60分が無料となります。
◇ 場 所:アドバンスねやがわ1号館4階(寝屋川市早子町 23-1-401)
◇ 開館時間:月曜日を除く毎日、10時~21時(土曜・日曜・祝日は 20 時まで)
◇ 専有面積:2184.82 m²
◇席 数:100席程度
◇ 蔵 書 数:約 14.5 万冊(閉架書架約 3.5 万冊を含む)
この日の様子はテレビ大阪のやさしいニュースでも取り上げられました。
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