【寝屋川市】6月30日大利神社で夏越の大祓式。茅の輪くぐりで疫病退散祈願。建て替え中の社務所は9月末竣工予定。
2021年6月30日(水)午後2時大利神社で夏越の大祓式が行われます。
「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」とは、一年の折返しにあたる6月30日に各地の神社で行われる季節の行事です。
1月〜6月までの半年分の穢れを落とし、残りの半年の無病息災を祈願します。
新型コロナウイルスの鎮静を祈り、茅の輪くぐり、大祓人形の焚き上げが行われます。
「茅の輪くぐり」では、神社の境内に立てられた直径数メートルほどの大きな輪をくぐります。
輪は茅(ちがや)という草で作られており、これをくぐって身を清めます。
茅の輪のくぐり方
茅の輪をくぐるときは、決められた作法があります。
「水無月の夏越の祓する人は、千歳の命延(の)ぶというなり 蘇民将来 蘇民将来」と唱えながら、左回り→右回り→左回りの順で、8の字を描くように3回続けてくぐります。
夏越の祓には、定番の食べ物があります。
地域や風習により異なりますが、季節の節目にこうしたものをいただく風習は大切にしたいですね。
水無月
夏越の祓に欠かせないのが、「水無月」と呼ばれる和菓子。
外郎(ういろう)の上に、邪気を払うと言われる小豆がのせられています。
三角形にカットした形にも、厄除けの意味があります。
和菓子屋さんでは、夏越の祓が近づくと水無月が店頭に並びます。
今年は丑年ですが、大利神社には菅原道真も祀られていますので、筆者も子どものころから、何度も何度もこの牛さんの頭を撫でに来たものです。
大利神社では現在社務所の建て替えを行っています。
数年前から計画されていましたが、この度老朽化した旧社務所を取り壊し、新社務所の建設が進められているところです。
旧社務所は2021年4月に取り壊しが行われ、一旦更地になっていました。
現在は工事中で、工期は2021年9月30日までの予定です。
2021年6月下旬の様子。
大利神社の秋祭りは10月17日、18日なので、その頃には新型コロナが退散すればよいですね。
社務所の建て替え工事も9月30日完成となります。
納められた大祓人形を大祓詞を奏上しながら焼納してくれます。
こちらは、秋祭りの神事の紹介です。
大利神社は、旧大利地区の氏神様で、氏子の範囲は現在、大利、北大利、東大利、錦、成美、清水各町、大利元町、清水町東となります。
このような古地図も貼ってありました。
手水の使用も再開されています。
ここは池田小学校の校区に当たり、池SHOW☆ルミネの短冊も七夕まつり終了後は、大利神社に納められます。
大祓式で、新型コロナウイルスを吹き飛ばし、穏やかな日常が戻ってくることを願います。
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