【寝屋川市】寝屋川市出身宇良関が大相撲夏場所12勝3敗で十両初優勝!3年半ぶりの幕内復帰に華を添えました!
2021年5月23日、両国国技館で開催された大相撲夏場所千秋楽で、寝屋川市出身の十両二枚目・宇良(木瀬部屋)が12勝3敗で、十両初優勝を果たし、2017年九州場所以来の再入幕に華を添えました。
1992年6月22日生まれの宇良は、少年時代を寝屋川市立神田小学校、第五中学校で過ごしました。
当時は小柄で相撲と並行してレスリングに力を入れていました。
五中卒業後、相撲部のある京都府立鳥羽高校に進学。
関西学院大学の教育学部時代は、アクロバット相撲と呼ばれ、母校の神田小学校に教育実習に訪れていて、教員免許も取得しています。
2015年に木瀬部屋に入門、かつては小兵力士として前頭四枚目まで番付を上げましたが、入幕4場所目の17年秋場所で右膝に大けがを負い、三段目まで転落。
復帰後に再び負傷して序二段まで番付を下げてしまい、「一番悲しかったのは2回目のけが」と話しています。
しかし、2度の手術を乗り越え、肉体改造、相撲の取り口の改革に成功し、21場所ぶりとなる幕内復帰に十両優勝で華を添えました。
初めての十両優勝に「うれしいですね。ずっと手が届かなかったんで。」と素直に話す宇良関。
千秋楽では、十両十四枚目・武将山(藤島)に、立ち合いで足を狙ってからの寄り切りで勝利。
前日まで同じく3敗で並んでいた十両筆頭・千代ノ皇(九重)が、後の取組で敗れたため、最大で4人による優勝決定戦が行われるところでしたが、本割でそのまま優勝を決めることとなりました。
「決定戦に備えてたんですけど、髪を直してるうちに終わってました。12番勝てたのはうれしいですね。今までここまで勝てなかったんで。集中を切らさずに15日間臨めたのが良かったと思います。」
膝も順調に回復しているようです。
最初の故障前に比べて約10キロも増量し、現在は143キロ。
取り口も変化し、力強い押し相撲でも大きな力士と戦えるようになりました。
けがに苦しんだ当時を思い「まさか幕内に上がれるとは思ってませんでした」と感慨深そうに話していました。
とても謙虚で礼儀正しく、素直でかわいい宇良関をこれからも応援していきたいですね。
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寝屋川市のホームページにも宇良関が紹介されています。
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