【寝屋川市】高倉水利組合とんど保存会が、来年の干支の丑を製作しました。来年1月のとんど焼き行事は自粛が決定。
2020年11月22日、高倉水利組合とんど保存会が、毎年製作している、来年の干支とんどの丑(ウシ)が完成し、梅が丘2丁目の田んぼに設置されました。
この丑は、高倉水利組合とんど保存会のメンバー17人で、のべ4日かけて製作したそうです。
地元でとれた青竹と藁でできていて、高さ2.2m、長さ3.7mの大きさです。
寝屋川市の最も東に位置する高倉水利組合とんど保存会では、地域の伝統行事を子どもたちに知ってもらい後世に残そうと、約40年前に途絶えた正月飾りやしめ縄などを焼いて五穀豊穣・無病息災を祈る「とんど焼き」を2010年に復活させ、来年のとんどは復活12年目になります。
ここ高倉のとんどは他にはない特長として、伝統的なとんどの塔以外に、干支とんどを製作することです。
【寝屋川市】梅が丘の田んぼに巨大なネズミ!高倉とんど保存会が来年の干支を製作、ライトアップも始まっています!!
これまでに辰年にゴジラ、申年に孫悟空、酉年に火の鳥などを製作してきました。
今年の干支のビッグマウスや市役所に飾られた可愛いねずみは、記憶に新しいところです。
来年は丑年なので、昔農家で飼っていた相棒の牛(力強い牛)を作って邪気(新型コロナ)を払いたいとの思いで製作したそうです。
本来ならば、毎年恒例の高倉とんど焼き(1月中頃)を、多くの方に見ていただきたいところではありますが、今回は新型コロナウイルス感染症の対策として、大勢の方が集まる行事として行うことは自粛することにしたそうです。
毎年、豚汁を振る舞ったり、点火にあわせて集まる行事として定着していたところでしたので、大変残念ではありますが、来年はとんど祭りは中止とのことです。
しかし、正月のしめ飾りなどを投入するとんども作ってありますので、正月明けのどこかで保存会のメンバーのみで焼く予定とのことです。
この干支とんどは2021年1月中ごろまで梅が丘2丁目の田んぼに展示されています。
高さがあるので、作業には、梯子が使われています。
高倉水利組合によりますと、とんどのある場所は、屋外であり約2カ月程の期間展示しているので分散して見に来ていただきたいということです。
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高倉水利組合とんどはここ↓↓↓