【寝屋川市】市在住の看護師が自宅近くの川の中から女性を救助し心肺蘇生 6月8日寝屋川警察で表彰を受けました。2度目の人命救助に賞賛の声。
枚方市の発表によりますと、枚方市立ひらかた病院に勤務する看護師で、寝屋川市在住の女性の方が、4月に寝屋川市内の自宅近くの川で心肺蘇生による人命救助を行い、2020年6月8日(月)に寝屋川警察署で表彰を受けました。
女性の方は、2020年4月6日午後2時頃、寝屋川市内の自宅2階にいたところ、外から大きな声がしたことから窓を開けると、自宅の前を流れる川の中に人がいるのを発見、その周りを多くの人が取り囲んでいる状態だったので、慌てて現場に駆け付けると、川の中に女性(大人・年齢不明)と警官1人がいたそうです。
警官は女性を抱えながらも動くことが難しい状態であったため、女性は堤防の塀を乗り越え川の中に入り、水深が膝ぐらいまでであることを確認し、女性のもとへ向かいました。
川から助けられた女性は、心肺停止状態でしたが、塀が高く、警官と2人でも女性の体を持ち上げることが困難だったため、堤防の法面部分まで移動し、もたれかける状態にしてドンドンと片手で胸を強く叩いて胸骨圧迫をレスキュー隊が到着するまで続けました。
その後、救急車にて搬送され、一命を取り留め、後日、寝屋川警察署から、「女性は一命をとりとめ、胸骨圧迫がなければ助からなかった可能性が非常に高かった」と伝えられました。
この人命救助により、6月8日(月)に寝屋川警察署で表彰を受けました。
救助に協力した女性は、2011年から枚方市立ひらかた病院に勤務していて、現在、救急外来を担当しているそうです。
この件に関して「職場の医師や先輩からの日頃の指導や、救急現場での多くの経験が咄嗟の行動につながりました。一命を取り留めたことを聴いたときはホッとしました」と話していたそうです。
今回、川の中に入っての大変勇気ある人命救助でしたが、実は8年前の2012年にも淀屋橋駅の構内で心肺停止した男性に遭遇し、心臓マッサージやAEDによる処置により男性の命を救ったことがあるそうで、今回2度目の人命救助となるとのこと、本当に素晴らしい行動力です。(枚方市のプレスリリースより情報提供)
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