【寝屋川市】ドライブスルー方式のPCR検査の体制拡充を5月13日の寝屋川市議会臨時会に提案。
寝屋川市は、新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べるドライブスルー方式によるPCR検査所(検体採取の場所)を、新たに市独自で設置し、検査体制を拡充するための予算を2020年5月13日に開会される市議会臨時会に提案します。
これが議決されれば、ドライブスルー方式のPCR検査は府内では大阪市、吹田市に次ぐ3例目となり、寝屋川市では、市議会の議決後、速やかに検査体制の拡充を行いたいとのことです。
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PCRというのは、Polymerase Chain Reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)の略で、ウイルスの遺伝子を増幅して検出する方法です。
新型コロナウイルス感染症のPCR検査については、国内外で様々な論議がされています。
これまで渡航歴があったり濃厚接触者という理由がある方に対しては症状が出ていなくても調べる一方で、重い症状が出ているにも拘わらず、該当する項目が揃わないとなかなか検査をしてもらえないという現状がありました。
現在、寝屋川市では、新型コロナウイルス感染症の感染の疑いがあるもののスクリーニングが十分にできない場合は、寝屋川市保健所「帰国者・接触者相談センター」の調整により、市内に複数ある「帰国者・接触者外来」を受診し、そこで検体を採取し、発生届とともに保健所に送られ、さらに地方衛生研究所にてPCR検査を実施するという流れでした。
【かかりつけ医等】⇒【保健所の帰国者・接触者相談センター】感染の疑い⇒【帰国者・接触者外来にて検体採取】⇒【保健所】⇒【地方衛生研究所】
【かかりつけ医等】感染の疑い⇒【保健所に検査予約】⇒【ドライブスルー方式の検査所にて検体採取】⇒【民間検査機関】
・市議会の議決後、速やかに開設。(予算上は12月31日まで)
・診療日時は月曜~金曜(祝日は除く)の14時~16時
・診療体制 医師1人、看護師1人、事務員1人
・検体採取数 1日最大10件
予算総額は約3,076万円(人件費、検査委託料など)
寝屋川市企画3課より情報提供