寝屋川市は、職員の新型コロナウイルス感染防止と行政機能の維持のため、2020年4月20日から交代制勤務を実施することを発表しました。
これに伴い業務の縮小や行事の中止が検討されました。
大変残念ではありますが、8月29日～30日実施予定だった第43回寝屋川まつりも新型コロナウイルス感染症の収束時期が見込めず、来場者の安全確保が困難であること等から中止が決まりました。

【寝屋川市】新型コロナウイルス感染拡大防止策として寝屋川市役所窓口にアクリル板が設置されました。

日曜日の寝屋川市役所はひっそりとしていましたが、月曜からの臨時体制についての準備が整えられていました。
寝屋川市役所では4月1日から12時間開庁が始まったばかりではありますが、4月20日から新型コロナウイルス感染拡大を受けての臨時体制となります。
交代制勤務は、各職場の職員を「庁内勤務」と「在宅勤務」の2日ごとの交代制を基本とし、各職場の実情に応じたものになります。
また、市内の感染拡大を抑制し、市民の生命・健康を守るため、施策・事業を中止、延期するとともに、交代制勤務における職員体制を構築するため、窓口の開設時間の短縮、ブース数の縮小、一部手続きの郵便受付等への切替を行います。先週まで使われていた受付もロビーのレイアウト変更により、体制が変更されます。
ロビーに臨時の窓口が作られ、相談窓口毎に仕切り板で区切られています。
ロビーの待合スペースの椅子もひとつ間を空けて座るように張り紙がされていました。
〈交代制勤務の概要〉
◆ 目的
・ 感染した場合にあっても市民生活に必要な行政機能を維持する。
・ 職員の通勤途上及び執務中における接触機会を低減させ感染防止を図る。
◆ 実施期間
2020年4月20日(月)~5月31日(日)まで ※今後の感染拡大状況を踏まえ柔軟に判断
◆ 対象職員
正職員、再任用職員、任期付職員 約 1,500 人
◆ 職員体制

・ 基本形によらない場合、A班とB班の職員が接することを回避することを条件として設定する。
・ フレックスタイム制により、1日の勤務時間をそれぞれ設定する。
・ ごみ収集業務など、交代制勤務が困難な業務は、勤務場所の分散により感染防止及び行政機能の維持を図る。
◆ 在宅勤務
・ 業務用パソコンや紙媒体の資料(個人情報が含まれるもの等を除く)を自宅に持ち帰ることができる。
(パソコンは、市役所外ではネットワークにつながらない環境のため、職場 とのメール送受信などはできない)
・ 勤務時間中は、職場と電話等で連絡が取れるようにする。
・ 在宅勤務で行う業務内容は、あらかじめ所属長が指示する(業務マニュアルの作成・見直し、調査の回答案の作成、行政計画案の作成、e ラーニング教材による研修受講等)〈業務の縮小など〉
・ 中止する施策・事業
市政感謝会(5月30 日)、寝屋川まつり(8月29日30日実施予定)
各種講座・イベント 等
※ 中止・延期する施策・事業一覧
◆窓口の開庁時間の変更
〖市民サービス部(戸籍・住民票、市民税、国民健康保険)〗
月~金曜日 8時~20 時 ⇒ 9時~17 時 30 分
土曜日 8時~13 時 ⇒ 9時~13 時
〖ねやがわシティ・ステーション〗
月~金曜日 8時~20 時⇒ 9時~17時30分  
土曜日 8時~20 時⇒ 9時~13 時
日曜日 8時~20 時⇒ 閉庁
・ 一時的に郵便受付等へ切替を行う業務
※ 来庁での申請、手続等を休止する項目 
全国で日に日に新型コロナウイルス感染症が拡大している中、寝屋川市では先を見据えた対策を講じ、市民の生命・健康を守る取り組みをしてくださっています。
わたしたち市民も市の要請に応じてひとりひとりが行動を自粛し、一日も早く元の生活が戻ってほしいものです。

前の記事へ

記事一覧へ

次の記事へ