【寝屋川市】高齢者や妊婦などが無料で利用できる「ねやがわ乗合いワゴン」の市内 3か所での実験導入がスタート
2019年12月20日、高齢者や妊婦などが無料で利用できる「ねやがわ乗合いワゴン」の市内 3か所での実験導入がスタートしました。
「乗合いワゴン」は、全国や大阪府と比べて高齢化が先行している寝屋川市特有の課題に対応したまちづくりの一環で、路線バス・タウンくる(小型コミュニティバス)という従来の公共交通網を補完する「第三の公共交通機関網」として 電話一本で無料で利用できるオンデマンド型の交通手段です。
事前登録や事前予約なく、無料で利用できるのは大阪府内初の取り組みということで、市民にとって大変有り難いサービスとなります。
実験導入するのは、市内でも特に急な坂や狭い道路が多く、路線バスなどが走 っていない成田、河北、仁和寺地区の3地域で、試験導入の実績を踏まえて市政70周年を 迎える令和3年度までに市内全域導入を目指しているということです。
この日、出発式で 広瀬慶輔寝屋川市長は、「買い物、友だちの家に行くなど様々な使い方で、積極的に使っていただければと思い ます。皆さんの手で乗合いワゴンを育てていただきたい。」と語りました。朝8時20分からの出発式では約 200人の市民が乗合ワゴンの出発を見送りました。この日、早速、利用した方からは、「2ヶ月前に足を痛めて外出しづらかったので、大変ありがたいです。」と話しておられました。
実験導入した地区以外の地域でも導入されるのが待ち望まれています。
この日の様子はテレビ大阪の『やさしいニュース』でも紹介されました。
寝屋川市役所↓
(neyamon)