【寝屋川市】「カレーチーズ味」も。池田南町に誕生した“米粉もんじゃ”の店 寿々庵(じゅじゅあん)で味わう、やさしさと旨みの一枚
2025年10月、寝屋川市池田南町にオープンしたもんじゃ焼き専門店「寿々庵」(じゅじゅあん)。 店主の「できるだけアレルギーの人にもやさしいものを」という思いから、生地の粉は米粉のみを使用。完全なグルテンフリーではないものの(調味料や天かすに小麦を含むため)、米粉ならではの軽さと香ばしさが楽しめる、ちょっと新しいもんじゃ体験ができるお店です。
今回いただいたのは「カレーコーンチーズもんじゃ」と、店主さんイチオシの「梅しそじゃこもんじゃ」の2枚。旨みがたっぷり詰まった、寝屋川もんじゃ界の新定番です。
米粉だからこその“軽さ”と“香ばしさ”

寿々庵のもんじゃは、米粉100%の生地が特徴。 国産米粉を使用しているそうです。

米粉は小麦粉より水との馴染みが穏やかで、土手を作ったときに水分が流れやすい傾向にありますが、店主さんいわく「気にせずで大丈夫」とのこと。

焼き上がりはむしろ香ばしく、おせんべい状に焼けた部分は出汁の旨みがぎゅっと凝縮しています。
食べ応えバッチリ「カレーコーンチーズもんじゃ」

まず最初にいただいたのは「カレーコーンチーズもんじゃ」。カレー粉を使用しつつ、出汁にもカレーを入れているという「カレーづくし」の一品です。

最初の1枚は、お店の方が焼いてくれます! もちろん最初から自分で焼いてもOK。

仕上げにチーズをたっぷりかけて、

いただきます!
辛さの度合いは中辛〜甘口の間くらいでしょうか。カレー好きも満足できますし、コーンの甘みも加わるため辛いものが苦手でも食べられるというちょうどいい塩梅です。さらに、チーズがしっかり美味しい。とろけたチーズとカレーの組み合わせで、食べ応えもバッチリです。
お店のイチオシ「梅しそじゃこもんじゃ」

続いては、寿々庵のイチオシだという「梅しそじゃこもんじゃ」です。

スパイシーなカレーとはまた異なり、桜エビが入った和風だしのやさしい香りがふわり。

じゃこをたっぷり散りばめて、

手際よく混ぜ焼き、
(※この日はご厚意で2枚目も焼いてくださいました。基本的には2枚目はお客さん自身で焼くことになりますが、タイミングによってはお願いできることもあるそうです)

しそを振りかけて完成! 爽やかな香りが漂います。
中に入っている梅の酸味がアクセントになるとともに、しその爽やかさ、じゃこの旨み、そしてしっかりした出汁の味わいが重なって、旨みたっぷりの一枚です。
東京出身・店主の思い出の味「もんじゃ」

寿々庵の店主さんは、東京出身。小さい頃はいたるところの駄菓子屋に鉄板があり、鉄板を囲んでみんなでもんじゃ焼きを食べるのが当たり前の光景だったそうです。

思い出の味でもあるもんじゃ焼きを、今度はみなさんに楽しんでもらえるよう提供する側へと回りました。

寿々庵の誕生で、鉄板を囲むあの懐かしい時間が、寝屋川の街にも少しずつ根づきはじめています。
「もんじゃ 寿々庵」はこちら↓






