【寝屋川市】大利町のカフェ「ピソンリ」が2025年1月に閉店。約24年間の歴史に幕を降ろす
寝屋川市大利町で長年営んできたカフェ「ピソンリ」が閉店しています。
パチンコダイアナの近く、パン屋「渦潮ベーカリー」などの並びにお店はありました。
2024年11月上旬から体調不良を理由に休業しており、営業再開を待ち望む声も多かったなか、
2025年1月、お正月明けには閉店の張り紙が…。
お店の方によると2000年7月にオープンしたそうなので、約24年半の歴史に幕を降ろしたことになります。
朝から夕方まで、近所の人の憩いの場に
ピソンリのモーニングはノーマルなトーストからシナモントースト、バナナトースト、ホットサンドなど、なんと13種類が用意されており、お昼を過ぎてもオーダーできるのが特徴でした。
ランチタイムには、玄米カレーやパスタを提供。ほどよい塩加減のオイル系パスタは、老若男女誰にでも好まれる味でした。
スイーツには、手づくりケーキやスコーンのほか、コーヒーゼリーも人気だったようです。
親子3人で手探りからのスタート
ピソンリは、親子3人で営んでいたお店。お母様と娘さん2人とで、一からカフェをはじめたそうです。身体にやさしいものにこだわり、内装の壁を漆喰にして自分たちで塗ったり、酵素ジュースを仕込んだり。「自分たちでできるものは、なるべく手づくりで」を大切にしてきたといいます。
店内ではお母様の手づくり石鹸を販売、お姉さんによるお花のアレンジメントもそこかしこに飾られていました。妹さんは焼き菓子を担当し、まさに三人四脚でお店づくりをしてきたという歴史があります。
「ゆっくりしたくなる空間を提供できたら」という願い通り、お店を訪れる人は時間を忘れてくつろいでいた印象。長く愛されてきたお店だけに、残念に感じる人も多いことでしょう。なお、閉店してしばらく経った取材時点では体調は回復されたそうですよ。これからのお三方の活躍を応援したいですね。
「カフェ ピソンリ」があった場所はここ↓