【寝屋川市】阪神・淡路大震災の体験から生まれた非常食「飲めるごはん」が長栄寺ローソン近くの自販機で買える! 気になるお味は?
「農協の飲めるごはん」は、水も火も使えなくなった阪神・淡路大震災の体験が生んだ非常食です。
災害食大賞©2019では特別賞『日本食育学会賞』を、災害食大賞©2022でも特別賞『日本防災産業会議賞』を受賞した、いわば発明品のような非常食なんですね。
そんな「飲めるごはん」が、ここ寝屋川市内でも手軽に購入できるスポットがあるんです。
それがここ、寝屋川市高柳のJA九個荘前にある自動販売機です。
ちなみに、向かい側には最近リニューアルした長栄寺のローソンがあります。
停留所「寝屋川車庫」近くのバス通りでもあるので、見かけたことがあるという人は多いかもしれませんね。
このような感じで、ジュースと同じように自販機内に「飲めるごはん」が並んでいます。味のラインナップは3種類ありました。
「梅・こんぶ風味」
「ココア風味」
「シナモン風味」
どれも乳化剤程度は使われていますが、材料はかなりシンプルなのではないでしょうか。お米や穀物を中心とした原材料で、カロリーも1本で150 kcal 摂取できます。アレルゲン特定原材料等27品目は使用していないため、アレルギーのある人でも選びやすい非常食だといえるでしょう。
今回は「ココア風味」を購入してみました。
開けてみるとこのような感じです。さらさらのドリンクに見えますが、実際はつぶつぶもたくさん入っています。
うるち米やはとむぎなどの粒が残っていて、まさに「飲めるごはん」。
実食してみたところ、甘いごはん! 例えていうなら「ココア味のおはぎ」という感じが近いでしょうか。とくに変なクセもありません。
水や火がなくても、スプーンやお皿がなくても食べられるごはん。ほかにも、破損しにくい容器が使われていたり、約5年という長期保存可能な点であったりと、保存食としての工夫が至るところに感じられます。
身近にこのような自販機があると、備蓄について改めて考えるきっかけになりますね。
自動販売機がある「JA九個荘」の場所はこちら↓