【寝屋川市】寝屋川市駅~枚方市駅間の約 5.5kmを連続立体交差化!フレスト香里園の解体が終わった香里園駅周辺。
京阪電気鉄道株式会社は、大阪府と寝屋川市、枚方市とともに、都市計画事業「京阪本線(寝屋川市・枚方市)連続立体交差事業」の鉄道工事着手に伴い、2022年9月11日に起工式を行い、現在工事を進めています。
これは2022年5月17日に撮影したもので、解体工事中のフレスト香里園です。
ここからフレスト香里園に行ったり、香里園駅に渡ることができていましたね。
この写真は、2023年1月17日に撮ったものです。
フレスト香里園は、すっかり解体されて次の段階に入っているようです。
こうして見ると香里園駅はホームに屋根が付いているだけの昔ながらの駅舎であることがよくわかります。
フレスト香里園が閉店したのは、2021年の12月31日のことでしたが、なんだか随分昔のことのようにも思えます。
これはフレスト香里園店の坂を下ったところの踏切前ですが、ここには、駅前駐輪場があり、線路脇から香里園駅に入ることができていました。
ここも通行止めになっていて、迂回して、①か②の入口に回らなければなりません。
これは、JA北河内 香里支店の新しい建物「彩テラス」ですが、こちらは2022年9月12日に移転オープンしています。
同じくJAのビルに入居していた坂井歯科医院は2022年9月5日に移転開業し、2022年9月20日には香里園シティ・ステーションが移転しています。
現在、京阪電鉄寝屋川市駅~枚方市駅間の約5.5kmの連続立体交差化(高架化)に向けて音羽町でも工事が進められています。
解体が終わったイオンモール寝屋川と京阪電鉄の線路の間の道路も全面通行止めとなり、2022年9月から工事に入っています。電車が動いている間は作業が出来ない為、概ね終電から始発までの時間を使って工事を進めているそうです。
この区間の高架化で撤去される踏切21か所のうち、13か所は1時間あたり40分以上遮断される「開かずの踏切」でこれまで何度となく踏切事故が起きていました。
この事業により「開かずの踏切」による交通渋滞と踏切事故の解消、鉄道による地域分断の解消などを目指し、安全性も大きく向上します。
途中、香里園駅の南側で国道170号が、光善寺~枚方公園間で国道1号がそれぞれ鉄道をまたいでいますが、鉄道高架はさらにこれをまたぐため、両箇所では高さが17mほどになります。
事業名称 都市計画事業「京阪本線(寝屋川市・枚方市)連続立体交差事業」
事業主体 大阪府、寝屋川市、枚方市、京阪電気鉄道株式会社
事業延長 約 5.5km(寝屋川市域:約 2.1km、枚方市域:約 3.4km)
踏切除去数 21箇所(うち「開かずの踏切」13箇所 <2021年10月公表 踏切道安全通行カルテ>)
※開かずの踏切 ピーク時間の遮断時間が1時間あたり40分以上の踏切
高架化対象駅 3駅(香里園駅、光善寺駅、枚方公園駅)
2013年 3月 都市計画決定
2013年 12月 都市計画事業認可
2014年度~ 用地買収
2019年度~ 準備工事(水路などのインフラ施設移設、埋蔵文化財調査)
2022年度~ 鉄道工事着手
踏切除去による交通渋滞と踏切事故の解消
高架化による地域分断の解消、街の一体化
高架下空間の活用による地域の活性化への貢献
安全で快適に利用できる駅へのリニューアル
【寝屋川市】寝屋川市の歴史を紐解くシリーズ第18弾!香里園の歴史とひらパー。京阪電車とともに歩む百年桜と金木犀のつぶやき。
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