【寝屋川市】その電話詐欺です! 寝屋川市内で特殊詐欺が多発。警察官による寸劇で被害を未然に防止。
2021年10月19日、寝屋川市は寝屋川市立東コミュニティセンター 体育館で、特殊詐欺の被害から市民を守るため、大阪府寝屋川警察署と連携し、消費生活講座「特殊詐欺の現状と未然防止について」を開催しました。
近年、特殊詐欺など暮らしの安全・安心を脅かす消費者被害が増加しています。
特殊詐欺とは、犯人が電話やハガキ(封書)等で親族や公共機関の職員等を名乗って被害者を信じ込ませ、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、医療費の還付金が受け取れる等と言ってATMを操作させ、犯人の口座に送金させる犯罪(現金等を脅し取る恐喝や隙を見てキャッシュカード等をすり替えて盗み取る詐欺盗(窃盗)を含む。)のことです。
そこで、寝屋川警察署員から最近の特殊詐欺被害の状況や、被害を未然に防ぐ方法について講義を受けてきました。
寝屋川署管内の特殊詐欺発生件数は、2021年9月末現在で44件、被害金額は6300万円以上に及んでいて、既に2020年の寝屋川市の特殊詐欺認知件数の36件を上回る被害が発生しているということでした。(令和3年市町村・行政区別特殊詐欺発生状況 令和3年9月末・速報値)
寝屋川市内では、市役所の職員をかたる還付金詐欺や、警察官をかたる詐欺が多発しているそうです。
被害を未然に防ぐ方法として、在宅中でも留守番電話にしておいて、相手を確認してから電話に出るようにすることや、防犯機能付き電話で、怪しい電話は声を録音したり、または繋がないことが大切です。
府民安全対策課員による寸劇では、だまされますよさんが、還付金詐欺の電話に誘導されて銀行のATMコーナーに行き、危うくだまされてしまうところを、おひとよしこさんによって助けられるというもので、自分は絶対に騙されないと思っている人も言葉巧みな犯人によって騙されてしまうケースがあるということを学びました。
被害に遭った方は、誰にも相談せずに振り込んでしまっているケースが多く、いまだに無くならない「オレオレ詐欺」などの場合、もう一度こちらから電話をかけなおして確認するなど、ひとりで判断しないことが大切になります。
電話でお金の話が出たら、詐欺だと思って対応するのが大切です。
当たり前のようですが、自分がATMを操作して還付金が受け取れることなどありません。
寝屋川警察署では、寝屋川市の企業「カタギ食品」さんより、ゴマの提供を受け、「ストップ!特殊詐欺ゴマキャンペーン」を行っています。
GOMAの綴りから、「銀行名は教えない。守ろう暗唱番号」ということを呼び掛けています。
集まった市民は熱心に話に耳を傾け、寸劇にうなづいていました。
話を聞いた人が、家族や知り合いに伝えて騙されることのないように、これが、市民の被害防止、意識の向上につながるとよいですね。
「安まちアプリ」は、大阪府警察から大阪府内の犯罪発生情報や防犯対策情報等をお届けする防犯アプリです。
「安まちアプリ」を活用して、安全・安心ですね。
【寝屋川市】市在住の看護師が自宅近くの川の中から女性を救助し心肺蘇生 6月8日寝屋川警察で表彰を受けました。2度目の人命救助に賞賛の声。
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