【寝屋川市】府内初!教員・保育士等の2週間に1回のPCR検査スタート! 最大 4,250人が対象。
寝屋川市では、2021年4月28日に開会・閉会した4月市議会臨時会において、教員や保育士等への定期的なPCR検査の実施や、家庭内感染防止のための緊急避難宿泊施設の確保、高齢者を対象とした接種会場までのタクシー利用支援を含めた補正予算が可決されました。
大阪府内において変異株による感染が急拡大し、寝屋川市においても 1 日当たりの感染者数はこれまでになく高く推移しており、国による緊急事態宣言が発令されるなどの現状を踏まえ、更なる感染拡大防止対策を早急に進めるとともに、可能な限り早期に市民に新型コロナワクチンが接種できるよう更なる体制の確保を図っているとのことです。
今日は、4月臨時市議会で可決された補正予算における新たな新型コロナ対策のうち、教職員・保育士等のスクリーニング検査について詳しくお伝えします。
子どもへの感染防止を図るため、寝屋川市立小中学校の教職員、保育所・幼稚園等の業務従事者を対象に、ワクチン接種完了が見込まれるまでの間、定期的にPCR検査を実施します。
《考え方》
1 .大阪府においては、変異株の影響により、新規感染者数が 1,000人を超える状況で、寝屋川市の感染者数もこれまでになく高く推移しています。
また、子どもへの感染も増えており、子どもに対する感染防止対策を徹底する必要があります。
2 .寝屋川市では、学校・園で感染者が発生した場合、感染拡大を防ぐため、クラス全員のPCR検査の実施や、2週間の学級休業など、独自の対処方針を定めていますが、教員が感染した場合、学年閉鎖や学校閉鎖も考えられ、子どもや家庭に大きな影響があります。
定期的な PCR検査により、無症状のうちから早期発見を図ることで感染拡大を未然に防ぎます。
3. また市では、学校・園の休業を防ぎ、子どもの学び等の環境の確保を図る観点から、子どもへの感染を広げる可能性のある教員や保育士について、ワクチン接種の優先順位を引き上げて設定しています。
《対象施設等》 約200施設、4,250人(最大)
市立小中学校、幼稚園(市立・私立)、保育所(市立・民間)、留守家庭児童会、放課後デイサービスなど、子どもと直接関わる従事者がいる施設。
※ 人数は、想定最大人数で、この人数から、子どもに直接関わらない従事者を除きます。
《頻 度》 対象者につき2週間に1回
※ 期間は6月から、従事者がワクチン接種できるまでの9月末までを想定
《実施方法》
・ 保健所から対象施設に検体容器を配送 ・ 施設等で「唾液」を採取し、保健所が回収 ・ 保健所が検査機関へ配送
※ 対象者の費用負担はありません。
《予算額》 3億1,714万2千円
検体回収・搬送委託料、検査費用委託料(4,250 件/月×2 回×4か月)
検体採取容器等消耗品費 等
※寝屋川市では、これまでにも特別養護老人ホームなどの従事者を対象に定期的なPCR検査を実施しています。↓↓↓
■ 特別養護老人ホームなどの従事者を対象に開始(2021年1月26日~)
・ 対象者:特別養護老人ホーム(高齢者入所施設)19か所の従事者
障がい者入所施設2か所の従事者 合計774人(現時点)
※ 定期的なPCR検査により、感染者が判明(2件)
■ 対象を介護老人保健施設などの従事者に拡充予定です。
寝屋川独自モデルは全国的にも注目されています。
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