【寝屋川市】寝屋川市出身の人気業師宇良、大ケガを乗り越え、令和3年大相撲初場所で10勝5敗の勝ち越し。
寝屋川市出身の十両宇良(木瀬部屋所属)が令和3年大相撲初場所で2桁の勝利を挙げました。
facebookの『⁂宇良関 宇良和輝さんを応援するページ』では宇良関の取り組みを詳しく解説しておられます。
宇良のこれまでの最高位は東前頭4枚目。
身長175センチと小柄ながら多彩な取り口で人気を集め、平成4年度生まれの関取を指す「花のヨン組」の1人として注目されていました。
幕内に昇進し、幕内3場所目には横綱に挑戦し、金星を挙げました。
しかし、その後、右ひざ前十字じん帯を損傷。
復帰後も再び、ひざの大けがで、これまでに2回の手術を受け、長期休場により西序二段106枚目まで番付が下がりました。
リハビリと稽古を重ね、復帰してからというもの5場所の好成績で十両への再昇進を決め、16場所ぶりの関取復帰を果たしました。まわしの色は宇良が大好きなピンク。
昨年、寝屋川市ふるさと大使を勤めていた豪栄道関(現武隈親方)が現役を引退しましたが、アクロバティックな相撲で観るものを魅了する宇良は、寝屋川市民ならずとも応援したくなる魅力的な力士です。
【寝屋川市】寝屋川のふるさと大使 豪栄道関が現役を引退、年寄「武隈」を襲名!寝屋川市初の市民栄誉賞が授与されるようです。豪栄道へのメッセージも受付中!
大相撲初場所14日目(2021年1月23日、両国国技館)、十両宇良が東龍(玉ノ井)を押し出して4連勝で10勝目(4敗)を挙げました。
東龍は、先場所、珍手「後ろもたれ」で勝った相手です。
今回も懐に潜ると、反り技を繰り出して館内を沸かせました。
相手を崩してから、素早い攻めで仕留めました。
宇良は2度の右膝手術を乗り越え、先場所、3年ぶりに十両に復帰し、9勝を挙げました。
今場所は先場所の9勝を越える2桁星を挙げ、2017年秋場所以来の幕内返り咲きも目標にしています。
宇良は「勝ち越しを積み重ねていきたい、ここまできたら千秋楽も勝ちたい。」と誓いました。
【大相撲初場所14日目 居反り出るか…!?日本相撲協会公式チャンネル】
宇良は、体重156キロの東龍に攻め込まれると、上半身を反らして攻撃をかわします。“裏返し”となった宇良のアクロバティックな取り組みに場内からは大きな拍手が送られ、常に観客を盛り上げる宇良の相撲に注目!
大相撲初場所・千秋楽(2021年1月24日、両国国技館)では十両宇良は貴源治(常盤山)に浴びせ倒しで敗れ、10勝5敗で今場所を終えました。
宇良は、「最後、勝ちたかったですが、力を出し切れたので良かった。体は勝手に動いてやってるけど、ちょっと焦ったかな。まだちょっと力が必要かな。15日間とりあえず終えることができ良かった。たまたま勝ち越しただけ。この先どうなるかわからない。」と話し、次の地元大阪での春場所(2021年3月14日初日、エディオンアリーナ大阪)に期待が高まります。
2017年秋場所以来の幕内返り咲きも狙える番付に上がってくるのが楽しみですね。
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