【寝屋川市】ひきこもり、不登校、虐待、8050問題、地域での孤立にわたしたちは何ができるのか?「小さな想いからうまれるつながり」について語り合う学習会が開かれました。 2020年2月8日、寝屋川市民会館でみつわ会と支える会の共催で「小さな想いからうまれるつながり」について語り合う学習会が開かれました。 テーマは人と人の繋がり。 【寝屋川市】2月27日(木)クラリネットカルテット『ガミング』ギャラリーコンサート、アルカスホールにて。 昨今、ひきこもり、不登校、子どもの虐待、8050問題、孤独死などが社会問題となっています。 これらに共通する「地域の中での孤立」にわたしたちは何ができるのか? 第1部の座談会では演奏家の上村茜さんから、自身の幼い頃によく遊んだ近所のお姉さんとの体験が、現在の活動につながっているとのお話がありました。 今も近所の人には挨拶を必ずすることを心掛け、なかなか挨拶を返してくれなかった方から4年かけて初めて挨拶を返してもらった時、「つながった瞬間の喜び」を感じたと言います。 向かって左から岸本さん、上村さん、丸山さん。 交野市にある「きさいち邸 産巣日(むすび)」を主宰する助産師の岸本玲子さんはアメリカでの出産と育児を経験。 慣れない環境での育児でノーローゼ状態になった時、似たような環境のお母さんグループと出会い、救われたと言います。 View this post on Instagram A post shared by 妊婦よ野性へ戻れ@岸本助産院 (@kishimojosanin) 古民家を改装したシェアスペース産巣日は、アメリカで自分を助けてくれたような空間を作りたいとの思いで設立。 それぞれの求めていること、足りないところ、できないことを補い合うような仲間づくりが実践されています。 苦手なことは正直にできないと伝え、得意な人に助けてもらうこと、それがまた助けてくれた人のやりがいとなり、お互いを助けることになるのではないかという考え方です。 View this post on Instagram A post shared by 妊婦よ野性へ戻れ@岸本助産院 (@kishimojosanin) 赤ちゃんを抱えて食事もままならない状態から、食事は得意な人に作ってもらい、その間子どもを抱っこしたり、自分の得意なことを教え合ったりする。 そうすることで凸凹を補い合うことができ、良い方向へ向いていったということです。民生委員の丸山さんは、ご自身も難病を抱えながら、梅が丘地区の見守りを続けておられます。 地域の見守りをする中で、家の電気がついていないとか、障子が日に日に破れていくとかいうことに気付き、寄り添っていく活動をされています。 やろうと思ったタイミングでやり始めることが大切だと語っておられました。 第2部では参加者全員でのグループワークが行われ、それぞれ自分にできることは何かを考え、意見を出し合いました。 このように地域で支え合う町づくりが不登校やひきこもりから来る「孤立」や「孤独」から助け出すことへつながるのではないかと思います。 上村さんは、クラリネット奏者で2020年2月27日、アルカスホール1階ギャラリーでクラリネットカルテットのコンサートがあります。 この時、ギャラリーではみつわ会のみなさんの絵を展示したり、クッキーなどの物販も行うとのことです。 きっと素敵なコラボ企画となることでしょう。 みつわ会はここ↓ (neyamon) 前の記事へ 記事一覧へ 次の記事へ LINE Facebook 旧Twitter