【寝屋川市】京阪電車、30年ぶりとなる運賃改定を2025年10月1日から実施。新型車両導入やバリアフリー設備整備に向け
京阪電車は、2025年10月1日(水)より普通旅客運賃の改定を実施します。
改訂により、京阪線の初乗り運賃は170円から180円へ、大津線は170円から200円へ値上げとなります。
この運賃改定に関しては2024年12月に国土交通大臣に変更認可申請を行なっており、2025年3月に改訂申請が認可されたことを発表していました。

2024年12月に申請していた運賃改定
申請時から2025年10月以降の改定が予定されていました。改定後の運賃も予定通りとなります。
運賃改定が必要な理由
京阪電車は、運賃改定に至った理由について次のように挙げています。
- 安全・安定輸送に必要不可欠な設備への投資
- 経費や人件費の増加
安全・安定輸送に必要不可欠な設備としては、車両や変電所、バリアフリー設備などが挙げられます。車両については、2024年度から2026年度にかけて、計113億円の投資をし、環境負荷が小さい新型車両を計67両導入するということです。
可動式ホーム柵やモニター付きインターホンの設置やエレベーターなど、バリアフリー設備についても順次整備・更新を予定。可動式ホーム柵は2026~2028年度に計8番線の整備を計画しており、2028年度末時点で合計18番線の設置を予定しているとのことです。

交野線のワンマン列車(2023年撮影)
なお、「鉄道駅バリアフリー料金」は、今回の運賃改定にあわせて廃止されます。また、石清水八幡宮参道ケーブルの運賃、中之島線・鴨東線加算運賃、プレミアムカー・ライナー料金の変更はありません。
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