【寝屋川市】バス利用券・高齢者交通系ICカード購入補助がなくなり、対象者が「電車・バスで交通系ICカードを利用」すると補助が出るように。申請は7月1日からですが、前もって利用履歴の発行を!
寝屋川市は、2025年度から「公共交通利用促進補助事業」として、交通系ICカードでバス・電車を利用した対象者に補助をすることを発表しています。
対象者は、2025年7月1日時点で市に住民登録があり、以下に当てはまる人です。
- 65歳~69歳の住民税が非課税のシルバー世代
- 70歳以上のシルバー世代
- 身体障害者手帳、療育手帳及び精神障害者保健福祉手帳のいずれかの交付を受けている方
- 妊婦(妊娠期間中の利用のみ対象)
2024年度まで実施していた「バス利用促進事業」「高齢者交通系ICカード購入補助事業」はなくなり、これに統合される形です。

バス利用券の発行はなくなります
補助額は、シルバー世代・妊婦が上限4,500円、障がい者は、第1種(精神障害者保健福祉手帳は1級)が上限4,680円︎(介護人を含む)、第2種(精神障害者保健福祉手帳は2・3級)が上限2,340円となります。
交付申請には交通系ICカードの利用履歴が必要です。申請期間は2025年7月1日〜2026年2月27日ですが、補助対象期間は2025年4月1日〜2026年2月27日であり、駅の券売機で発行できる利用履歴は最新20件であること・乗車日から26週(約半年)で出力できなくなることから、寝屋川市は、こまめに利用履歴を発行することをすすめています。
なお、ねやBUSでは交通系ICカードが使えませんので、運転士が発行する乗車証明が利用履歴の代わりになるとのことです。車内で配布し、ねやBUS利用時にスタンプを押す仕組みになっています。
この事業について、詳しくは広報ねやがわ5月号をご覧ください。
券売機での利用履歴発行の仕方は?
交通系ICカードの利用履歴は、JRや京阪電鉄の駅券売機で発行できます。あるいは、スマホなどからダウンロードして印刷したものも提出可能とのことです。
京阪電鉄の券売機(こちらはチャージ機)では、ICカードを入れて「ご利用明細表示/印字」というボタンを選択します。
※この記事に掲載している写真はICOCAでの発行例です。PiTaPaの場合は、
利用履歴の利用額が表示されないため、「PiTaPa月別ご利用明細表示/印字」ボタンを押し、生年月日を入力すれば、月別の利用明細が発行できます。

画像を一部加工しています
画面に最新20件の利用履歴が表示されますので、「印字」を選択します。

画像を一部加工しています
印字すると、カードサイズの利用履歴が発行されます。券売機の画面では新しい履歴から順に表示されていましたが、発行されたものは古い順からでした。一瞬「あれ?」と思うかもしれませんが、ちゃんと同じ内容が印字されています。
また、第1種の身体障がい者・知的障がい者およびその介護者に向けに発行されているスルッとKANSAIの特別割引用ICカードも印字可能です。
交付のために必要な申請書・書類は?
上の利用履歴(ねやBUSの場合は乗車証明)のほかに必要なものは、
- 交付申請書
- 口座情報の写し(表紙を1枚めくった見開きページ)
- 妊婦の方は母子健康手帳の写し(表紙と保護者・出生届出済証明(1ページ))
です。
交付申請書は交通政策課、サービスゲート1階総合相談窓口、各シティ・ステーションで受け取るか、寝屋川市ホームページからダウンロードしてください。
寝屋川市役所はこちら↓