【寝屋川市】老若男女問わずに愛されたベル大利の「お菓子のデパート よしや 寝屋川店」が閉店するってほんとなの?
そうなんです。ほんとなんです。
ベル大利の東の入口付近にあるルミナス88で21年間営業していた「お菓子のデパート よしや 寝屋川店」が、2023年1月24日を以て閉店しました。
1965年に個人店として創業したよしやは、1968年法人に改組しました。創業当時、お菓子の卸・流通業者は他にもたくさんあり、よしやは後発でした。他社との差別化を図る為、徹底的・圧倒的なスピードと攻めの経営を行い、1986年「お菓子のデパートよしや」1号店 天満営業所を開設しました。以来直営店舗をスピード展開し、その後お菓子業界初のフランチャイズ制を考案、直営店、フランチャイズ店を次々と開店してきました。
寝屋川市にはベル大利の「お菓子のデパート よしや 寝屋川店」(店舗表記は寝屋川店、組織としては寝屋川営業所)とビバモール寝屋川の中にある「お菓子のデパート よしや ビバモール寝屋川店(ビバモール寝屋川営業所)」の2店舗があり、両店とも直営店でした。
「お菓子のデパート よしや 寝屋川店」はベル大利の中でも、寝屋川市駅に最も近い入口付近に位置し、電車でのお出かけの行き帰り、お買い物や通院の帰り、通勤通学の帰りなどご年配の方から小さいお子さんまで、老若男女に愛されるお菓子屋さんでした。
倉庫に商品を眠らせず、「商品は棚に並べる」という常識を覆し、すべて平台に並べるという売り方にもこだわり、最大手を含め160社の菓子メーカーと直接取引することで、値引き合戦の対象になりやすいナショナルブランド商品、ロングセラー商品もより安く提供されていました。
子どもたちにとっては、駄菓子屋スタイルで、カゴに欲しいお菓子を入れていくのは、この上ない楽しみでもあり、コロナ禍においては、お菓子のみならず、マスクも店頭に並んでいましたので、筆者もよく利用していました。
残り少ない商品の中から最後のお買い物をしました。
1月24日の午前中でもうこの状態でしたので、当初発表していた1月28日閉店予定を前倒しして、24日閉店となりました。
寝屋川市駅前も雪化粧となった1月24日の夕方、再び見に行くと、シャッターが下りていました。
シャッターに貼られた小さな張り紙がこちらです。
吉寿屋(よしや)本部の名義で閉店のお知らせがありました。
21年間愛されたお店の閉店は寂しいものがあります。
お店の方にお訊ねしたところ、寝屋川市駅周辺での移転の予定は無く、寝屋川市内では、同じく直営店の「お菓子のデパート よしや ビバモール寝屋川店」のみとなるそうです。
山本宣昭様、情報提供並びに写真提供ありがとうございました。
お菓子のデパート よしや 寝屋川店(寝屋川市東大利町14-32)はこちら↓↓↓