【寝屋川市】コロナ禍をきっかけに教育の機会を確保。不登校・長期入院の児童、生徒へ授業のライブ配信開始。
寝屋川市教育委員会は、2学期開始の2020年8月17日から、市立小中学校で長期にわたる不登校や入院等の児童生徒への授業のライブ配信を開始しました。
【寝屋川市】8月17日市内の中学校の関係者に陽性確認で生徒の結果判明まで学級閉鎖。新たに2人の感染が確認され、市内在住の方84人。
コロナ禍における登校については様々な意見があり、一律に対応することが難しいことから、寝屋川市では、登校か自宅学習かを選べる「選択登校制」を採用しています。
授業のライブ配信は、感染の不安から登校を控える児童生徒を対象に実施しており、7月末現在で14人が利用していますが、今回、不登校や入院などで長期にわたり登校していない子どもたちに平等に「教育の機会」を提供するため対象を拡充して実施するものです。
この取組により、不登校等であることによる学習の遅れなどが、学校への復帰や卒業後の進路選択の妨げになることを防いでいきたいと考えているそうです。
また、市であらかじめ策定している「学校園関係者に感染者が確認された場合 の対処指針」では、児童生徒に感染者が確認された場合、2週間の学級休業としており、学級休業となったクラスにもこのスキームを活用し、7月末までに58人が利用しています。
授業のライブ配信についてのこれまでの経過
・6月15日から開始した市立小中学校の通常授業について、選択登校制とするとともに、登校を控える児童生徒向けに授業のライブ配信を開始。
【寝屋川市】市立小中学校で教室の授業のライブ配信開始。寝屋川独自の選択登校制や不登校、長期入院の児童生徒へも対応。
・選択登校制は、児童生徒に発熱の症状がある場合等だけでなく、新型コロナウイルス感染への不安で登校を控える場合も欠席扱いとせず、登校するか、自宅学習とするかを選択することができる制度で、6月1日~6月12日の分散登校時から採用。
・教室内に定点撮影する端末を置き、Skypeを活用して自宅学習を選択した児童生徒向けに配信(一方通行型ライブ配信)し、児童生徒が各家庭の端末から各教室で行われる授業をオンタイムで視聴する。
・6月25日に、2学期から不登校・長期入院等の児童生徒も配信対象とすることを決定。
【寝屋川市】いじめ対策に続く第2弾!不登校・長期入院の児童、生徒へも授業のライブ配信導入を決定!
寝屋川市企画三課より情報提供いただきました。
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