【寝屋川市】打上川治水緑地の今年の桜ライトアップは中止になりましたが…若田光一宇宙飛行士と地球を4,100周の宇宙を旅した桜の苗木を植樹!大きく育てて31世紀へ引き継ごう!
2020年2月21日に国際宇宙ステーションに運ばれた桜の種から育った「宇宙桜」の 苗木が打上川治水緑地に植樹されました。
当初、寝屋川市立三井小学校6年生と一緒に植樹、合唱なども披露され盛大に植樹式を行う予定でしたが、今回新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から小学生の参加は見送りとし関係者によって植樹となりました。
この苗木は、高知県仁淀川町の樹齢約500年とされる巨木「ひょうたん桜」の種から育てた木の枝を接木したもので、この種は平成20年11月に宇宙ス テーションの実験棟「きぼう」へ運ばれ、約8か月間、若田光一宇宙飛行士とと もに地球を4,100周し、宇宙を旅したことから「きぼうの桜」「宇宙桜」と呼ばれています。
この取組みは、一般財団法人ワンアースが推進する東日本大震災復興・伝承事業「きぼうの桜計画」の一環で、宇宙を旅した日本各地の千年級の名桜の直系子孫(きぼうの桜)を津波到達点上に植え、千年風化しない避難の目印として、また復興のシンボルとして千年先の子孫たちに残す計画です。
(今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため政府が3月11日に行う予定だった東日本大震災の追悼式も中止が決まりました。)
寝屋川市では中核市への飛躍、また令和という新しい時代のスタートを記念し、 未来の子どもたちへ安全・安心をつなげるため、復興のシンボルである宇宙桜を植樹しました。
この日、苗木を贈呈してくれた仁淀町の教育次長と一般財団法人ワンアースの方々が市役所を訪れました。
ワンアース顧問の大野さんは「気の長い桜ですが花咲くのをどうか楽しみにお待ちください」と話し、広瀬けいすけ市長は「宇宙桜の物語が素敵ですね。花が咲いたらライトアップさせるのが楽しみです。」と未来への期待を込めて話されました。
寝屋川市の名所、打上川治水緑地の桜並木のライトアップは新型コロナウイルスの影響で今年は中止となりましたが、この桜がすくすくと育ち、未来の寝屋川市の安全、安心のシンボルとなりますように。
宇宙桜の設置場所はここです。
寝屋川市より情報及び写真のご提供いただきました。
打上川治水緑地公園はここ↓